腸とは、脊椎動物の消化器官の一つである。
概要
腸は、胃と肛門(排出腔)をつなぐ管状の器官であり、小腸と大腸に分けられる(肛門に近いほうが大腸)。ヒトの場合はさらに、小腸が十二指腸・空腸・回腸に、大腸が盲腸・結腸・直腸に分けられる。
小腸では食べた物の消化と栄養の吸収が、大腸では水分の吸収が行われ、残りカスはうんことして肛門から排出される。
漢字として
膓
- Unicode
- U+8193
- JIS X 0213
- 1-71-22
- 部首
- 月部
- 画数
- 15画
- 意味
- はらわた、想い、という意味がある。〔説文解字・巻四〕に「大小の腸なり」とある。
- 字形
- 形声。声符は昜。
- 音訓
- 音読みはチョウ(漢音)、訓読みは、はらわた。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 腸胃・腸炎・腸断・腸捻転
異体字
関連項目
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