超合金とは、
本記事では2.について記述する。
概要
かつて存在した玩具メーカーであるポピーが元祖で、その後親会社であるバンダイと合併した後はバンダイから発売されている。
その最大の特徴は亜鉛ダイキャストがふんだんに使われていることであり、これを「超合金」と呼んでいる。元々は子供がガンガン遊ぶおもちゃとして丈夫な亜鉛をダイキャスト構造で鋳造し製造している。ちなみにこの鋳造の仕組みは企業秘密であるらしい。
元ネタがマジンガーZなだけあり、第一弾のマジンガーZは大人気となった。そして後のロボットアニメブームにおいても超合金の玩具は大ヒットとなった。今ではお馴染みとなったロケットパンチもマジンガーZの大ヒットにより設定上そういう仕組みがないロボにもロケットパンチが採用されるようになった。他にも超合金化にあたり原作とは一部仕様が変化したものも多い。
1979年に放送された特撮作品のバトルフィーバーJに巨大メカが登場するとこちらも超合金として発売され、後にスーパー戦隊シリーズと呼ばれるようになる作品の巨大ロボにも超合金の名が冠せられるようになった。この頃になると変形・合体ギミックを盛り込んだDX超合金というブランドも展開。スーパー戦隊におけるDX超合金の一般販売は忍風戦隊ハリケンジャーの旋風神・轟雷神で途切れるが、近年プレミアムバンダイ限定販売としてDX超合金ブランドが復活。(第一弾は烈車戦隊トッキュウジャーのトッキュウオー)
1980年代になると原材料の高騰とロボットアニメブームの終焉により超合金ブランドは一旦終焉するが、その技術は聖戦士聖矢のフィギュアにも如何なく発揮されていた。
1997年には超合金魂というブランドが展開開始。いわゆる大きなお友達をターゲットにした高価格の玩具で、一体数万円の値段がするものも珍しくない。これ以降大人向けの高価格玩具というブランドが確立され、各メーカーで同類のブランドが立ち上がるようになる。
現在超合金は原作のあるロボットだけでなく、ディズニーキャラや藤子・F・不二雄キャラがモチーフになったオリジナルロボットやらジバニャンやらハローキティやらパックマンやらバリエージョンは多岐にわたっている。
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関連項目
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