過去と未来の鎌田が一つに…とは、特撮作品『仮面ライダーディケイド』の迷台詞である。
概要
発言者は世界の破壊者ディケイドこと門矢士。この台詞が登場したエピソードは「龍騎の世界編」の後半に当たる第7話「超トリックの裁判」。
この台詞が発せられたシーンはもやしとユウスケが夏みかんに掛かった濡れ衣を証明するため、タイムベントのアドベントカードを使用して事件発生の瞬間まで遡った際に発生。
事件が発生する直前で犯人の鎌田の前に未来からもう一人の鎌田がやってきた後、過去の鎌田と未来の鎌田が融合して一つになった姿を目の当たりにしてしまい、唖然となったもやしがこの台詞を吐いた。
鎌田による一連のやりとりは、実は『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』の後半で挿入された、仮面ライダー龍騎こと城戸真司が仮面ライダーリュウガことミラーワールドの城戸真司に無理矢理吸収されてしまうシーンのオマージュで、目撃者のもやしも仮面ライダーナイトこと秋山蓮の立ち位置となっているのだが、同じ顔と服装のおっさんが同時に登場し、かつ一連の行動をおっさんだけで再現する光景は実にシュール。故に、同話の放送後は変身者の鎌田と共にネタにされてしまった。
余談だが、平成ライダー20作目を記念して制作された『仮面ライダージオウ』の「仮面ライダー龍騎編」では、前半に当たるEP21「ミラーワールド2019」の導入部でタイムジャッカーがもやしからの情報を元にミラーワールドを再び召喚する描写があるのだが、「仮面ライダー龍騎編」に登場したアナザーライダーの変身者はよりにもよって、このやり取りの元ネタであったリュウガ本人であった。もやしとリュウガは何か縁があるのだろうか…
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関連項目
- 仮面ライダーディケイド
- 門矢士
- 鎌田(仮面ライダーディケイド)/仮面ライダーアビス/パラドキサアンデッド
- パラドックスロイミュード…
後の作品に登場した怪人。劇中で行った行動が原因となってこの台詞を思い出した視聴者も多かったらしい。 - 仮面ライダーの関連項目一覧
- 日常会話に使える仮面ライダーシリーズの台詞集
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