開とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
- 意味
- 門をあける、開け放つ、咲く、始まる、始める、ちらばる、通じるようになる、ひろがる、釈く、という意味がある。〔説文解字・巻十二〕には「張るなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。幵声の形声説、閂+廾の会意説などがある。
- 音訓
- 音読みはカイ(漢音、呉音)、訓読みは、あける、あく、ひらく、ひらける。名のりに、さく・はる・はるき・ひら・ひらき、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 開化・開眼・開国・開催・開山・開示・開除・開場・開城・開錠・開心・開拓・開庁・開帳・開陳・開通・開発・開封・開閉・開放・開幕・開明・開門
異体字
- 𨴉は、〔説文〕に「古文」とある異体字。
- 𨵑は、〔字彙補〕に「古文の開字、〔説文〕に見ゆ 」とある異体字。
- 𨴂は、〔集韻〕に「古、𨴂に作る」とある異体字。
- 𨵹は、〔字彙補〕に「開と同じ」とある異体字。
- 𨶘は、〔五音篇海〕に「音開、義同じ」とある異体字。
- 𨳩は、〔隷弁〕にある異体字。〔郙閣頌〕にあるという。
- 䦐は、〔竜龕手鑑〕にある俗字。Unicodeにも開の異体字とある。また同形の別の字があり、それはテイと読み〔広韻〕に「門上の關なり」とある。
- 簡体字は开。
関連項目
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