概要
阿寺の七滝 | |
天竜奥三河国定公園の名所の一つ。巣山高原を源に流れる阿寺川の水が、落差26mで礫岩の断層崖を通って滝壺へと流れ落ちる滝である。
全長約64mあり、上段より各2m(敲壺滝)、4m(素練滝)、2m(雄飛滝)、25.5m(長霓滝)、7.5m(龍攘滝)、13m(虎嘯滝)、9.3m(霹靂滝)と7段の瀑布からなる。名称の由来はここから。
上から2番目と5番目の滝壺は深さ7mある。これは落ちこんだ岩石が、永年の間に水圧に転がされ、岩が削れて甌穴(ポットホール)となったもの。礫岩にかかる滝のものとしては学術上貴重なものである。
ここの礫岩は「子抱石」と言われており、祀ることで子宝に恵まれるとの伝承がある。また、陰陽師の安倍晴明が若年期に滝で修行したという伝説が残っている。
昭和9年1月22日に「国指定文化財」に指定、平成2年(1990年)に「日本の滝百選」に選ばれた。
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