韻とは、以下のことを表す。
人名
ひびき、などと読む。
漢字として
韵
- Unicode
- U+97F5
- JIS X 0213
- 1-80-81
- 部首
- 音部
- 画数
- 13画
- 意味
- ひびき、風致、音、母音とそれにつづく音、。
- 〔説文解字・巻三・新附〕には「和するなり。音に从ひ員聲」とある。
- 字形
- 形声。声符は員。
- 韻は、三国時代から晋のころに作られたようで、それ以前の時代は均や勻と書いたようである。〔文選・成公綏〕の「音均不恒」の李善の注に「均、古韻字なり」とある。〔説文・新附〕に「裴光遠云(い)はく、古、均と同じ。未だ其の審かなるを知らず」とある。〔字彙〕に「勻、――音運。古く、用ゐて音勻の字と爲す」とある
- 音訓
- 音読みは、イン、ウン(漢音)。訓読みは、ひびき。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 韻事・韻字・韻書・韻致・韻文・韻律
異体字
- 韵は、〔集韻〕に「韻、――或ひは韵と作(な)す」とある異体字である。簡体字。JIS X 0213第二水準。
- 𡁩は、〔字彙補〕に「韻と同じ。〔五音集韻〕に見ゆ」とある異体字。
- 𡅙は、〔正字通〕に「俗韻字」とある異体字。鳥が鳴くという別の意味がある。〔康煕字典〕に〔字彙〕を引いて「音韻、鳥鳴」とある。
- 𧥺は、〔正字通〕に「韵韻𠀤同じ」とある異体字。訇の異体字でもある(訇の異体字である𧥻と異構)。
関連項目
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