香取郡単語

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香取郡 かとりぐん Katori District
都道府県	千葉県
所管	北総県民センター 香取事務所
面積	138.69km2
人口 （推計人口）	38,189 人 （2009年4月1日現在）

香取郡とは、千葉県の北東部にある郡である。

概要

古くは奈良時代に東海道下総国の郡として誕生し、香取神宮が下総国一宮として置かれていた。
1889年4月1日に町村制が施行され、3町と41村が成立した。当時の郡域は現在の香取市、印西市、旭市の一部、成田市の一部、八日市場市の一部、銚子市の一部、茨城県稲敷市の一部、茨城県稲敷郡河内町の一部を含んでいた。

現在は以下の町が属する。

• 神崎町
• 多古町
• 東庄町

2000年代初頭のいわゆる平成の大合併は、干潟町・下総町・大栄町・小見川町・山田町・栗源町がそれぞれ合併や編入などで消滅している。

沿革

• 1889年4月1日 - 佐原町・小見川町・滑河町・香取村・神崎村・相根村・庄内村・多古村・本新島村・新島村・笹川村・金江津村・栗源村・府馬村・十余島村・飯高村・豊和村・東大戸村・吉田村・日吉村・本大須賀村・豊浦村・神里村・森山村・東条村・東城村・常磐村・中村・久賀村・瑞穂村・八都村・山倉村・高岡村・小御門村・良文村・津宮村・大倉村・古城村・万歳村・昭栄村・米沢村・大須賀村・神代村・橘村の3町41村が成立
• 1890年3月12日 - 神崎村が町制施行
• 1890年5月23日 - 相根村が改称し、香西村となる
• 1890年10月27日 - 庄内村が改称し、中和村となる
• 1891年6月29日 - 多古村が町制施行
• 1897年5月5日 - 香取村が町制施行
• 1899年4月1日
  • 東大戸村・本新島村の一部が合併し、東大戸村が発足
  • 佐原町・新島村のそれぞれ一部と・本新島村の残部が合併し、茨城県稲敷郡へ移行（郡より離脱）
  • 金江津村・十余島村が茨城県稲敷郡へ移行（郡より離脱）
• 1907年8月1日 - 笹川村が町制施行
• 1924年4月10日 - 栗源村が町制施行
• 1925年10月1日 - 府馬村が町制施行
• 1942年8月1日 - 本大須賀村が改称し、昭栄村となる
• 1948年11月3日 - 吉田村・飯高村・豊和村・日吉村の4村が匝瑳郡へ移行（郡より離脱）
• 1951年3月15日 - 佐原町・香取町・香西村・東大戸村の4町村が合併し、佐原市が発足（郡より離脱）
• 1951年4月1日
  • 多古町・東条村の2町村が合併し、多古町が発足
  • 小見川町・豊浦村・神里村・森山村の4町村が合併し、小見川町が発足
• 1954年3月31日 - 多古町・常磐村・久賀村・中村の4町村が合併し、多古町が発足
• 1954年8月1日 - 府馬町・八都村・山倉村の3町村が合併し、山田町が発足
• 1955年2月11日
  • 小見川町・良文村の2町村が合併し、小見川町が発足
  • 滑河町・小御門村・高岡村の3町村が合併し、下総町が発足
  • 瑞穂村・新島村・津宮村・大倉村の4村が佐原市に編入（郡より離脱）
  • 豊里村が銚子市に編入（郡より離脱）
• 1955年4月10日 - 古城村・中和村・万歳村の3村が合併し、干潟町が発足
• 1955年4月15日 - 大須賀村・昭栄村の2村が合併し、大栄町が発足
• 1955年4月19日 - 神崎町・米沢村の2町村が合併し、神崎町が発足
• 1955年7月20日 - 笹川町・橘村・東城村・神代村の4町村が合併し、東庄町が発足
• 2005年7月1日 - 干潟町が旭市・海上郡海上町・飯岡町の3市町と合併し、旭市が発足（郡より離脱）
• 2006年3月27日
  • 下総町・大栄町の2町が成田市に編入（郡より離脱）
  • 小見川町・山田町・栗源町の3町が佐原市と合併し、香取市が発足（郡より離脱）

香取郡市

香取郡市とは、香取市と香取郡多古町・神崎町・東庄町の1市3町で構成されている地域の俗称。

地方自治体ではないが、香取郡市医師会や協同組合、スポーツ大会などが行われている。

関連項目

• 千葉県
• 千葉県:市町村の一覧