OK Go(オーケー・ゴー)は、アメリカ合衆国・シカゴ出身の4人組パワー・ポップ・ロック・バンド。
後述のMVを中心に独自性のある音楽活動で世界的人気を集めている。
左から現メンバー、ティム(Ba,Gu,Vo)、アンディ(Key,Gu,Vo)、ダミアン(Vo,Gu)、ダン(Dr,Per)
メンバー
現メンバー
- ダミアン・クーラッシュ (Damian Kulash) – ボーカル、ギター
- ティム・ノードウィンド (Tim Nordwind) – ベース、ギター、ボーカル
- ダン・コノップカ (Dan Konopka) – ドラム、パーカッション
- アンディ・ロス (Andy Ross) – キーボード、ギター、ボーカル
旧メンバー
来歴
ダミアンとティムが11歳の時にサマーキャンプで行われた卓球で出会ったのがきっかけで結成。当時のバンド名は『The Greased Ferrets』で、後に二人のアートの先生が絵を描かせるときに決まって「Ok…GO!!」と言っていたことから現在のバンド名に。
高校でアンディ・ダンカンを、大学でダンを迎え入れ、1998年に「OK Go」として始動。
2002年に1stAlbum「OK Go」をリリース。
2005年にアンディ・ダンカンが脱退し、入れ替わるようにアンディ・ロスが加入。
同年2ndAlbum「Oh No」をリリース。
これに収録されている「A Million Ways」と「Here It Goes Again」のMVが話題を呼び、「Here It Goes Again」2007年度のグラミー賞(Best Short Form Music Video)を受賞。また、「A Million Ways」のメンバーが踊るMVのダンスコンテストをYouTube内で行った。
2010年に3rdAlbum「Of the Blue Colour of the Sky」をリリース。
こちらも収録されている「This Too Shall Pass」のMVが話題を呼ぶ。
2014年に4thAlbum「Hungry Ghosts」をリリース。
収録されている「I Won't Let You Down」のMVが日本で収録されたということもあり、国内でも大きく取り上げられた。このMVにはPerfumeがカメオ出演しており、振り付けにはair:manが担当。撮影は千葉のロングウッドステーションで行われている。
翌年には中国の国内大手家具店「紅星美凱龍」のCMに出演。2016年には人類史上初の無重力空間内撮影で製作された「Upside Down & Inside Out」のMVが全世界同時に公開された。facebookでの動画再生数は1日で1180万回以上の再生数を叩き出している。
MV
彼らを語る上で欠かせないのはやはりミュージックビデオだろう。
振り付けなどにダミアンの姉のトリッシュ・シーが関わり、ルームランナーやエコー・エフェクト、巨大ピタゴラ装置に車、犬にパン、そしてドローンや錯視、果てには無重力をも利用していく。
そのうえ殆どのMVを「一発撮り」で撮影している。それもNGが出た際には妥協なく撮り直すので何匹もの犬たちと共演する「White Knuckles」は124テイクにまで及び、かつ1曲通して撮影出来たのは15テイクしかなかったとか。彼らのMVはもはや一つの芸術作品と言っても過言ではないであろう。
また、ネット上でMVにあわせた内容のサイトが開設されるのもお決まりとなっている。詳しくは関連動画のMVから。
ニコニコでの扱い
「A Million Ways」のMVのBGMを他の曲に入れ替えた、アメリカ人に踊らせてみたシリーズが有名。
また、「A Million Ways」と「Here It Goes Again」のMVのダンスはMikuMikuDanceでも再現されており、モーションも配布されている。
他にも様々な独創的、かつロックバンドしていないMVが多く「ホントにロックバンドなのか?」と言った思いからか、彼らがバンドらしく演奏している動画には「OKGoがバンドしている動画ください」タグがつけられていたりする。
関連動画
MV
「OKGO」タグはMADにも多用されているので、PVを検索するには「OKGoPVリンク」タグが便利。
OK Go
Oh No
Of the Blue Colour of the Sky
ここからMVが独創性に溢れてくる。
Hungry Ghosts
MAD動画
他の曲にPVを合わせたものはアメリカ人に踊らせてみたシリーズを参照。
踊ってみた
YouTubeにはコンテストを行っただけあって「A Million Ways」や「Here It Goes Again」を踊ってみた動画が大量に投稿されている。しかし、「Here It Goes Again」は非常に危険なので踊ってみるなら相当な練習が必要なようだ。
ちなみに本人たちも踊っていただいている。
MikuMikuDance
楽曲提供
関連商品
関連項目
- 万能ダンス
- またお前らか
- アメリカ人に踊らせてみたシリーズ
- 吉幾三(OK Go≒よし!行くぞ)
- ミュージシャン一覧
- オフィシャルサイト
- YouTubeチャンネル
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