AviUtlプロジェクトファイル配布動画とは、AviUtlで作られた動画のプロジェクトファイルをユーザーが配布している場合に付けられるタグである。タグとしては長いので、「Aviutl-PF配布」などと約されるケースもある。
概要
2010年7月にAviUtl愛好会が開設されて以来、コミュニティ動画にはユーザーがAviUtlで作った動画が登録されるようになる。当初、コミュニティに登録されている動画の主な内容は、AviUtlの使い方やテクニックを紹介した講座や、ユーザーが作成したAviUtlの機能を拡張する公開スクリプトに関する講座などが中心だったが、次第にAviUtlでの映像表現に趣向を凝らしたクリエイティブな動画や、AviUtlの標準機能のみで作成されたハイクオリティな動画が増えていった。これによってAviUtlユーザーの中には、AviUtlのフリーソフトとしての可能性を感じるだけでなく、ハイクオリティな動画を投稿する高い映像表現力を持ったうp主のプロジェクトファイルを参照することで、映像表現の向上に役立てたいと考えるユーザーも出てきた。そこで、うp主自身がプロジェクトファイルをネット上に配布する動きが広まった。ちなみに、このタグ自体は、そういった動画を他と区別するためにとあるユーザーが付け始めたようだが、詳細は不明である。
また、単にプロジェクトファイル配布を希望するリスナーの姿勢には時に批判的なコメントも見られる。うp主の中にはプロジェクトファイル配布に関して無頓着な場合も多いので、すぐにプロジェクトファイル配布をお願いするのではなく、たとえプロジェクトファイルが配布されていなかったとしても、まずは既存の動画を解析、アナライズする事から始める姿勢が大切である。
プロジェクトファイルの配布先について
axfc uploaderは初心者にもお手軽に配布できることが利点だが、配布する度に個別のURLを指定しなければいけない点や、DL数が増えると鯖落ちしやすい点が難点。それに対してBowl RollやSkyDriveなどは、アカウントを作成しないといけないが、ユーザーごとでの検索が可能であり、誰が作ったのか、他にどういった作品があるかなど、情報共有がしやすいのが利点。また、これら以外の各種アップローダーによる配布も行われている。URLは[p.tl]などの各種URL短縮サービスや、埋め込みリンクとして省略されることもある。
プロジェクトファイルを配布する際の注意点
プロジェクトファイルのファイル拡張子には、aupファイル、exoファイルが挙げられるが、拡張子がaupの場合、PCのユーザー名が含まれるため、個人情報が含まれている場合は注意が必要だ。(詳しくはこのページ最下段のさつきさんのユーザーページのリンクを参照)
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部サイト
- axfc uploader
- Bowl Roll
- SkyDrive
- p.tl
- さつき(ニコニコ大百科ユーザ記事)…プロジェクトファイル配布に関しての注意点やAviUtlの使い方など。
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