図鑑説明
- ポケットモンスターダイヤモンド、Y、アルファサファイア、ブリリアントダイヤモンド
- ひとびとを ふかい ねむりに さそい ゆめを みせる のうりょくを もつ。 しんげつの よるに かつどうする。
- ポケットモンスターパール、シャイニングパール
- つきが でていない よるには ダークライが おそろしい ゆめを みせるという はなしが つたわる。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2、ホワイト2
- じぶんを まもるために まわりの ひとや ポケモンに あくむをみせるが ダークライに わるぎは ないのだ。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、X、オメガルビー
- ふかい ねむりに さそう ちからで ひとや ポケモンに あくむを みせて じぶんの なわばりから おいだす。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- 月 消えし夜。 集落の村人 全員が 悪夢 見る 珍事あり。 悪夢の中に 現れしポケモンと 村人ら 証言す。
概要
- 『ダイヤモンド・パール』から登場した配布限定の幻のポケモン……だったのだが他の2体同様、解析だか改造だかで発売後わりとすぐ存在が確認され、バグにより通常プレイでも出会えるようになってしまった……。 小学生の時攻略サイトでダークライやシェイミを手に入れる裏技を見た人も多いのではないか?
『ルビー・サファイア』発売時にもデオキシスやジラーチは改造で存在が確認されていたが、こちらは通常プレイのバグで入手不可能だったためダークライ達と違い配布が始まるまで攻略サイトで情報が公に出ることは無かった。 - 専用技「ダークホール」と専用特性「ナイトメア」の極悪さからカイオーガとタメを張れる性能を持つ伝説ポケモン。その極悪性能はパーティーに入れるだけで相手から嫌な顔をされるほど。対策をしてないと簡単に詰む(詳しくは後述)。
- ポケモンカードゲームにおいても凶悪な性能。
- 映画館、ポケモンレンジャー、そして新月島と手に入る機会は割と多い。
- 映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』(2007年公開)の主役。声優は石坂浩二。
悪夢を見せるということで皆から嫌われていたが、昔ゴーディの庭で怪我をしていたところを助けてくれたアリシアにだけは心を開いた。50年後、ディアルガとパルキアが襲来することをいち早く察知。何度吹き飛ばされてもアラモスタウンとアリシアが愛したゴーディの庭を守るためにディアルガとパルキアに立ち向かう。ディアルガとパルキアの手により破壊されかけるゴーディの庭を見て、悲しむアリシアの子孫アリス。その姿を見たダークライは「ここは皆の庭だ!」と傷ついた体でディアルガとパルキアを押さえ込み・・・(続きはDVDで)。 - 『ダイヤモンド・パール』の初期ロムではシェイミと共にバグ技で入手可能。そのせいで不幸にもダイパにおける新月島イベントは見送りとなる。なお、このバグは失敗して泣きを見る者も多く、失敗者は文字通り悪夢を見せられたことだろう。
- ゲームではクレセリアと対極を成すポケモンのようだが何故かアニメ(劇場版)ではディアルガ・パルキアと戦っていた。クレセリア涙目(クレセリアとの対決はアニメ104話で実現したが、内容は・・・)。
- 第183話でまさかの「タクト」というトレーナーの手持ちとして登場。今まで伝説のポケモンが対戦相手として登場したことはあるが、リーグという大会での登場は初めて。しかもシンオウ地方の8つのジムとシンオウリーグ1回戦、2回戦の相手を全てダークライ一匹で攻略するという実績付き。
サトシとの対戦でもヘラクロス、コータス、フカマルをあっさり撃破。4体目のジュカインが倒すという金星を上げたが、次に出されたポケモンがどうあがいても絶望。詳しくは「タクト(ポケモン)」の記事を参照。 - ポケダン探検隊ではポケモンでは珍しい絶対悪を演じる。このダークライ絡みのエピソードは破綻しているとの声も多く、エピソード終了後は普通のダンジョンで野良ポケモンのごとくウロウロしている。ナイトメアは寝ているポケモンに15ダメージしか与えられず、しかも直後に起きられるので結構な重荷になるが、モンハウでバクスイだまがあれば活用できる。空の探検隊ではチート技「あやしいかぜ」を習得し強化された。
- 『ポケモンレンジャー バトナージ』ではポケモンの心を操る力を持つ闇の結晶の守護者として登場。その闇の結晶の強大な力に取り込まれ、心を閉ざしてしまったところを主人公に救出される。期間限定のスペシャルミッションでは主人公と協力したりと、とにかく見せ場が多い。
- 『プラチナ』では”メンバーズカード”というアイテムが配信され、ミオシティの”はとばのやど”に入れるようになる。その際に謎の男が現れいきなり眠りにつかされ、目覚めた時には満月島の東側にある新月島に着いている。その後は船での移動が可能。強すぎる力を持つゆえに新月島に一人ぼっちにさせられたかわいそうなポケモンでもある。ダークライに悪気は無いんです・・・嫌ってあげないで・・・
- 2014年公開の映画の短編『ピカチュウ、これ何のカギ?』でジラーチ、マナフィ、ビクティニとともにゲストとして登場。他の3体がかわいらしい見た目なので、どちらかというとかっこいい系のダークライは少し浮いている気もする。しかしその4体から一番人気を決める投票では見事に1位を取り、前売券でのプレゼント配信に決まった。ちなみにこの配信でもらえるダークライは、通常では覚えることができない「ゴーストダイブ」を覚えている。
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のセーブデータがあるとエンディング後に受けられる任務の中で野生の個体が出現する。他の第4世代出身の幻のポケモンと同じく、配布を待たずして本編中で捕獲することが可能になった。
ここが凄いよダークライ
専用技の「ダークホール」は80%の確率で相手を眠らせる技。眠り粉、悪魔のキッスより命中が高い。コレだけでも十分脅威だがこの技、ダブルバトルにおいては二体に当たる。ポケスタ時代には二匹同時にねむり状態(重複こおり状態も不可能)にすることがシステム上不可能なよう公式に重複催眠が禁止されていたことが、第四世代では催眠術の命中率UP、ねむり状態の強化から重複催眠の禁止が広くローカルルール化していたため、一度に二体をねむり状態にするダークホールの登場は衝撃的だった。第五世代では再度バランス調整が行われ、重複催眠は基本戦術として広まったものの、ダークホールはゲーフリのバランス調整からwi-fi対戦では2011年11月下旬に禁止技として指定され、この状態は第六世代まで続いた。
そしてダークライは眠らされてからが本当の恐怖である。もともと眠らされたら対戦では2ターン無防備になり(プラチナで改善。最低1ターンになった)その間は殴るなり補助技を積むなりやりたい放題。そしてダークライの特性「ナイトメア」は眠っている相手のHPを、最大値の1/8減らすというもの。つまり眠らされた時点でタスキは無効。
更にナイトメアは重複するため、ダブルバトルで両方ダークライだった場合は眠っているだけでHPが1/4減る。まさに悪夢。カイオーガとの組み合わせも極悪。対策していなければカイオーガの「しおふき」で瞬殺されるか、ダークライの「ダークホール」で眠らされ嬲り殺されるかの二者択一である。
これだけでも十分タチが悪いのにダークライ自身は素早さ種族値125と相当素早い。挑発を撃とうにもそのポケモンが相当限られる(クロバット、マルマイン、ミュウツー、カプ・コケコ等少数)。スカーフ持ちだったら更にどうしようもない。
ダークホール以外にも「あくのはどう」「10まんボルト」「サイコキネシス」など様々なタイプの技を覚えられる。「いばる」や「でんじは」、「ちょうはつ」「めいそう」と言った補助技も豊富。更にプラチナでは「わるだくみ」を覚えてしまった。
ダークライ=「ダークホール」と思われがちなことを逆手にとった型も多い。
…しかし、あまりにも強力すぎたためか第七世代ではダークホールの命中率が50%にまで激減した上に、ワイドガードが補助技も対象になったことで著しく弱体化した。ちなみに解き放たれしフーパのいじげんラッシュ同様ダークライが使わないと不発になるという仕様も追加された(ほぼ間違いなくドーブル弱体化のための措置であろう)。
諸注意
以上のことからダークライを対人戦(特に第六世代以前)で使用する際にはいかなる中傷や文句に耐えるだけの強靭な精神力が必要である。
また、対戦でダークライを見かけた人もすぐに毒づくことはやめること。二体以上眠らせてくる場合はどうしようもないが、一体だけなら眠らせることだって立派な戦法の一つである。むしろ一体眠らされるだけで詰むようならそれは明らかに対策不足。ダークライでなくともキノガッサやモロバレルやゲンガーが出てきても詰む可能性が高い。人に文句を言う前に自身のパーティーの見直しも考慮してはいかがだろうか?
(もっとも、考慮した上で止めることが出来ない可能性が有るのがダークライの凄さであり怖さなのだが・・・)
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