citrus(BEMANI)単語

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citrusとは、KONAMIの音楽ゲームブランド BEMANI シリーズの「SOUND VOLTEX」と「jubeat」に収録されている楽曲である。

概要

譜面難易度	jubeat			SOUND VOLTEX
アーティスト	kamome sano
BPM	174
ジャケット	KING
	BASIC	ADVANCED	EXTREME	NOVI CE	ADVANCED	EXHAU ST	GRAVITY
	4	7	9	5	11	14	-

2015年夏のBEMANI大型連動イベント「BEMANI SUMMER DIARY 2015」にて、上記2機種の共通新曲として登場。作曲者のkamome sano(沙野カモメ)は、SOUND VOLTEX FLOORの第一回公募から何度も採用されている常連採用者。多くの採用曲の中には、jubeat knit App endのボス曲であるconconのリミックスもある。

conconリミのこともあってか、ショッチョー（S-C-U）もかねてから依頼をしたかったところに、今回のイベントでjubeatとSOUND VOLTEXの共同の新曲を制作することが決まったので是非にと依頼したとのこと。（詳しくはBEMANI生放送にて）ちなみに沙野本人もjubeatでは結構な実力者であり、FLOOR INFECTIONにて移植されたfreaky freakもこの機種に合うように作曲したそうだ。

曲のテーマは「リゾート」。南国を彷彿とさせる音と鳥の鳴き声のイントロから始まり強烈な縦ノリのFUTURE BASSへ展開、そこから爽やかなシンセをメロディにしたドラムンベースへと続く。jubeatにも収録ということで、今作で導入されたホールドマーカーを使うように意識した音も随所に組み込まれている（参考）。全体的にFLOORに投稿している曲よりは自作のアルバム等用に作っている曲の方に近い雰囲気となっている。

ジャケットはfreaky freak以来、沙野曲ではおなじみの双子のニア・ノアと犬のわたがし、jubeatのマスコットキャラクター、スミスのコラボレーション。わたがしの飼い主のリボンちゃんはお休み。スミスがやたらとガタイが良い。ちなみにスミスにぶっかけられていて（水ですよ？）わかりにくいが、おそらくスク水を着ている（ニア・ノアは小学生設定）。

譜面について

上級譜面はjubeat、SDVXのどちらでも最高レベル1歩手前の難易度、且つレベル内ではやや難しめの傾向にある。またどちらも機種ならではの醍醐味をしっかりと味わえる譜面となっている。

jubeat

上記の通りホールドマーカー譜面。EXT譜面ではホールド中に逆の手でメロディ合わせの8分を片側で叩く配置が中心で、要所要所にホールドを押している手に隠れるような配置や、必須ではないが出張をしたほうが拾いやすい配置がされており、ホールドマーカーの気持ちよさ、難しさ、覚える楽しさなどがしっかり詰まっている。

シンプルな8分が多いのでクリアはさほどではないが、瞬間的に高密度になる部分も多く、その部分の譜面パターンも乱打や高速・連続スライド、偏った出張配置などパターンが様々で、フルコンや高ランクスコアはレベル9としてはなかなか難しい。

SOUND VOLTEX

エフェクター（譜面製作者）はわかば。
全譜面共通して、FUTURE BASS部分では曲線や真ん中出現などの移動が早いつまみを用いたきつめのフィルターエフェクト、ドラムンベース部分ではFXでの刻みなどを多用したエフェクト、サビ前などのリズム隊がなくなる部分では移動が遅いつまみや曲を崩さない程度のFXなどの緩めのエフェクト、といったようにコンセプトがしっかりとしたエフェクトになっている。縦ノリに合わせた直角つまみは大変気持ちが良い。

EXH譜面は序盤、先述部分のスコアに響く回転交じりツマミが勝負どころ。道中は階段やトリルが多め、ラストがやや複雑な配置の鍵盤とFX+往復階段の連続からの脱線しやすい螺旋つまみと鍵盤中心のラス殺し譜面。ABCD CBAではなくABC「DD」CBA、のように連打になる折り返し方をする階段が幾つかあるのも特徴的。
同じく沙野（とginkihaの合作）のDawn of AsiaのBPMを控えめにした代わりに配置を難しくしたような譜面で、FX合わせのトリルが多かったあちらとは違いあんみつでのごまかしも効きにくいので、鍵盤が苦手だと14の中では難しい譜面となる。ハードゲージだとラストで一気にゲージが溶けかねない。