TAB譜とは、楽器の楽譜を読みやすく表記したものである。
英語表記ではTabulatureとなる。
概要
ここではギターやベース等の弦楽器のTAB譜について記述する。
通常楽譜は五線譜に音符が書かれており、それを読むことによって音程、拍子などを読み取り楽器を演奏することとなる。
しかしギター初心者はこの楽譜を読むという行為でつまずくことが多い。
「おたまじゃくし(音符)なんて読めねーよ!」というアレである。
そこで楽譜に表記された音を出すにはどのフレットを押さえればいいか、それを数字と文字によって読みやすく表記したものがこのTAB譜である。
音楽の歴史的には五線譜よりもTABの方が古くからあるものだそうである。(最古のものは紀元前のものだとか)
ニコニコ動画やYouTubeのギター演奏動画のコメントにおいて「TAB譜希望」や「TABくれ」というものがよく見かけられるのは、TAB譜があれば既存の楽曲のコピーを自分の耳で聞いて音を判別する必要が無くなりコピーが簡単になるため、楽器初心者やコピーを簡単にやりたい人々がTAB譜を欲しがっているからである。
もっともTAB譜を作るかどうかは演奏者の作る気があるかどうか次第であり、しつこくTAB譜希望のコメントを書くのはどうかと思われる。あんまりやりすぎぎると「TAB譜厨ウゼー」と言われることになるので要注意。
実際にTAB譜を作ってくれた人がいて、利用させてもらったらコメントでも良いのでお礼のひとつも述べておくのが最低限の礼儀かと思われる。
TAB譜は通常専用ソフトで作られることが多い。代表的なところではPower Tab Editer(フリー)がある。
Power Tab Editerで作られたTAB譜はPower Tab Editerでしか読み取れないので読むためにはそれをインストールする必要がある。
まれにPower Tab Editerで作ったTAB譜をAdobe Readerで読み取れるようにしてあるものもある。
関連項目
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