V10とは、
この記事では、1.について説明する。
概要
ピストン式内燃機関(レシプロエンジン)のシリンダーがV字状に左右5本ずつ、合計10本あることからこう名づけられた。一般的にはトラックやバスの大型車、スポーツカーに使われる。
搭載車両(市販車)
- レクサス・LFA
- ランボルギーニ・ガヤルド
- アウディ・R8 5.2/R8 スパイダー
- アウディ・RS6
- ダッジ・バイパー
- ダッジ・ラム
- SRT・バイパー
- ポルシェ・カレラGT
- BMW・M5
- BMW・M6
搭載車両(レースカー)
F1におけるV10エンジン
F1においては、V10レイアウトのエンジンが登場するのは、ターボエンジンが禁止となった1989年からで、V8やV12に比べて登場が遅かった。
大きな理由としては、回転数を上げた際の振動がV8やV12よりも大きくなることであった。
しかし、技術的な改良を重ねることで、V8よりもパワーを出せて、V12よりも軽量、コンパクトにできるV10が主流となった。
実際、レギュレーション改正の初年度でホンダV10エンジンがマクラーレンに搭載されてチャンピオンを獲得、以後1991年(ホンダV12)、1994年(フォードV8)を除いて、V10エンジン搭載マシンがチャンピオンを手にしていた。
1995年に排気量が3.5Lから3.0Lとなり、2000年にはV10レイアウトに統一するようレギュレーション改正され、2005年まで適用された。
2005年になると、エンジン回転数は最大20,000rpmに達し、出力も最大900bhpにまで達した。 しかし、これ以上のパワーアップが安全性に影響するとして、翌年からは2.4L V8エンジンとなった。
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関連項目
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