Whitesnakeとは、1977年に活動を開始したイギリスのHRバンドである。
概要・来歴
1977年、元DEEP PURPLEのデイヴィッド・カヴァデールを中心に結成。
結成当初は「David Coverdale's Whitesnake」名義でブルーズ路線あったが、アルバム『Trouble』発売を機に「WHITSNAKE」とシンプルなバンド名に変更、音楽性も徐々にハードロック色が増す。バンド名に関しては白蛇と言う意味だけでなく「白人のチンコ」と言う俗語も含まれている。
1980年頃にはデイヴィッドと同じく元DEEP PURPLEのジョン・ロード(Key)とイアン・ペイス(Ds)が加入し、アルバム「Ready an'Willing」(邦題:フール・フォー・ユア・ラヴィング) が発売され、イギリスと日本でヒット。1981年には初来日公演が行われた。
その後、全米制覇を目論むも直後にバンドでの待遇の悪さからイアンとバーニー・マースデン(g)、ニール・マーレイ(B)(後に復帰)が脱退しコージー・パウエル、メル・ギャレー、コリン・ホッジキンソンが加入。
そして、モンスター・オブ・ロック’83の直後バンド結成時からのメンバーであるミッキー・ムーディ(g)も脱退して元THIN LIZZYのジョン・サイクス(g)が加入する。
ジョン・ロードもDEEP PURPLE再結成の為に脱退したが、ジョン・サイクスの手腕もあってかヘヴィメタル色が徐々に強くなる。 この頃の変化は同じ楽曲でも顕著に表れてる。
1985年1月のライブを最後に大ゲンカして険悪になっていたコージー・パウエルも脱退し、再び活動を停止し2年間沈黙する。
1987年、アルバム「WHITESNAKE」(邦題:サーペンス・アルバス 白蛇の紋章)がリリースされる直前にデイヴィッド以外のメンバーが解雇され、新たにエイドリアン・ヴァンデンバーグ(g)、ヴィヴィアン・キャンベル(g)、ルディ・サーゾ(b)、トミー・アルドリッジ(Ds)加入し、ゴージャスなヘヴィメタル路線に切り替わった。
そして、「WHITESNAKE」は全米だけで800万枚以上の売上げを記録し、名実ともにスターバンドの仲間入りを果たした。
これ以降もスティーヴ・ヴァイ(g)やウォーレン・デ・マルティーニ(g)が加入したりと目まぐるしいメンバーチェンジが続いたが、1997年に一旦解散。
2003年にダグ・アルトリッチ(g)とレブ・ビーチ(g)を中心に再結成し、リズム隊を頻繁に変えつつも精力的に活動中。 現在のメンバーはダグ、レブに加えマイケル・デヴィン(b)にまさかの3回目の参加となったトミー・アルドリッジ(ds)。
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関連項目
- DEEP PURPLE
- RAINBOW(バンド)
- DIO
- ヴァンデンバーグ
- ジミー・ペイジ(1993年にデイヴィッドと共に「カヴァデール・ペイジ」を結成)
- エンリコ・プッチ(このバンドを名前の由来とするスタンド「ホワイトスネイク」を所持)
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