ニコニコ大百科

飛行機はたぶん新幹線よりもたくさん乗ってる

ぶーひん

スキトキメキトキス

凛「いやでも、いや何、喜んでるの？」
士郎「えっ？何で？大喜びしてるよ俺！」
凛「いやダメなのよ凄いダメなのよヘリコプターって！このカメラ回してる人酔っちゃうから吐くよ！」

カメラ吐く？

士郎「知らないよそんなもの！おおっ、ヘリ！ケビン・コスナーじゃん」

ケビン・コスナー

士郎「エアーウルフだね」

エアーウルフ

士郎「チャ～チャチャチャ～♪着いたら、おう！ひとっ風呂！カッコいいじゃないですか！」

びーふん

いいかい、
理由が分からない頃は訳も分からず何かを求める

そうやって求めて求めて求め続けたあるとき、ふと後ろを振り向く
そうするとある種の法則のようなものが見えて
「ああ、これがそうだったのか」と好きの理由が分かると

と、同時に自分の進む先もある程度見えてきたりもしてしまうのだけど…

飛行機と新幹線ちょうど回数同じくらいかも

凛「えっ、ヘリコプター何分ぐらいで着くんですか？」

55分

凛「えっ！長いよ！」
士郎「何で！いいじゃない！」
凛「えっ？ヘリコプターじゃないと行けないの八丈島？」
大河「いや、時刻表にね、乗ってるのよ」
凛「えっ、ヘリコプターって！？」
大河「飛行機と同じようなもので」
士郎「さすがだねぇ、やったなタイガー！ちょっと見直した！こんな選択肢を！」
大河「いや、でもお金高いんだよね…」

1名＝\24,000

士郎「お金高い…いやそれは知らないよ！タイガーの…財務大臣のすることだよ！タレントのすることじゃないよ！」
凛「そうよ！私たち関係ないもん！今からオフィスに電話かけて零観さんなり、なんなりに…ちょっと頼んで…」
士郎「『三代目はあいつ金の使い方知らないよねぇ…助けて美綴さん』いや～すごい！ヘリコプター乗れるんだ俺！これは悔しがるねぇ慎二とかまたねぇ」
凛「ちょっとwwwわたしたちの内輪ばっかりじゃないのよwww」
士郎「ドシロートだからいいだろ俺たち！思い出なの！俺にとっては」

浮かれる男

士郎「俺はできるならばねえ、温泉までスカイダイビングしたいね！」
綾子「浮かれてるねえwww」

理由は後ろを振り向く人間だけが分かるのではないか？

それが好きなのかこだわりなのか魅力なのかがわからない

大島空港

凛「衛宮君あのヘリ今からワクワクしてるけど、降りた時には青ざめてないでね」
士郎「そんなことないでしょ。やっぱこれからの時代ね、忙しい俺なんかはヘリが重要になってくると思うんですよね」

大河「定刻だいだい3時ぐらい？だね」

士郎「ちょっと時間があるみたいなんで2階で待つことになりますけど」

大河「なんか今日人少ないらしいよ？私たちしか乗る人いないみたいで」

ヘリ 発見

凛「ていうか外でもうヘリは駐機しているみたいよ」
士郎「あ～はいはいはい待機してる」
凛「なんか噂によると、"Sikorsky"っていうアメリカのヘリコプターだそうで」
士郎「うわぁかっちょいぃ～！これちょっとカッコいい！トップ・ガンみたい」

トップ・ガン

あやちゃん好き

ヘリコプター弦楽四重奏曲

びーふん

大河「行きましょ行きましょ！」
士郎「まさしく、立つ鳥跡を濁さず！」

トップ・ガン出動

綾子「頭…切られないようにしてね」
士郎「え～！？」
大河「聞こえるでしょ普通！」
綾子「頭切られないようにしてね！」
士郎「オ～ケ～！」
大河「うわぁ…来ますねえ…」

14:55発 東京愛らんどシャトル

士郎「え～！こっちにすごい！風が！向かってきています！1台のヘリコプターが！われわれの到着を今や遅しと待っております！」

ぶーひん

乗機

「シートベルトを今一度お確かめください」
士郎「シートベルト！オーケー！」
「おまっとさん」
凛「おまっとさんwww」
士郎「え～やはりですね！こういったヘリコプターの…操縦士にはつきもののですね、サングラスを皆さんかけてらっしゃいます！カッ

コいいですね！」

ヘリ 発射まで あと10秒

9

8

7

6

5

4

3

2

1

GO!

紅茶

好きは求める心
魅力は美を感じる心
こだわりは拒絶の心

士郎「飛びました！飛びました！浮きました！浮きましたです！なんとあっさりと飛んでしまうんでしょうか！あっさりと！ただ今低空で飛行しております！地面スレスレを飛んでおります！この…シコルスキー！素晴らしい技術です！おぉーっ！大 感 激です！見て下さい！空に浮いているのになんと！止まってるんです！JALでは成せない技をただ今シコルスキーが可能にしました！飛ぉーびましたよぉー！」
綾子「うるさいねぇ」
大河「うるさいよ」

アナウンス

「本日は気流の関係で…機体が多少揺れるかと思います。念のためシートベルトをしっかりとお締め下さい」
士郎「気流の関係で機体が揺れます！あっはっはっはっはっはっは！ディレクター！」
凛「カメラのぞいてる人が一番弱いんで」
士郎「おののいてますねぇ！ディレクター！ゲロ吐かないでくださいよ！」
大河「揺れてるよぉ」
士郎「揺れております」

急降下

士郎「うぉぁ～っ！うぉぁ～っ！アクロバチックです！」
大河「揺れるねえ」
士郎「揺れるねえ！かなりさっきからもうヤバいね！」
凛「ヤバいね」
士郎「出演陣もヤバいしディレクター陣もヤバいですよ！」

御蔵島ヘリポート

凛「えーこのヘリコプターは定期便で、八丈島を基準に一日一便伊豆諸島をぐるっと巡回するような形で運航しているんですけれども、定期便ということで三宅島と御蔵島に寄ってから八丈島に向かいます。
今日はなんかとびっきり空いているみたいで結局私たちしかいないそうなんですけれども、時刻表どおりに運航しなきゃいけないのでとりあえず寄るということで。で衛宮君いろいろカッコつけてましたけども今あの～具合悪くて…トイレの方、行ってます。一生懸命作ってたみたいですけど、今もうトイレの方で、頑張っているみたいなんで…どうですか？大丈夫ですか？行くよ？」
士郎「…俺前に乗る…俺前。後ろ酔う」

万魔殿

そんなイメージ

出発

士郎「いやっほう。速い速い。上る上る」

表情が険しい

士郎「すごいですねぇー」
「大変お疲れ様でした。御蔵島を出発いたしましてこれより八丈島に向かいます。ご気分の方いかがでしょうか？あと20分少々で到着すると思います」
士郎「はぁい。頑張っていこう」

自分にエール

じゅ

メモ用
記事内参照用URL :

揺れた

士郎「揺れますねえー。えらい揺れっぷりだ。かなり衛宮殺しですね」

ピンチ

士郎「…！！！」

かなりきてる

士郎「………」

大ピンチ

士郎「！！！！！！……揺れとんなあ…」

スタンバイ完了

"ケビン・コスナーじゃん"
"エアーウルフだね"
"トップガンみたい"

揺　れ　た

"気流の関係で機体が揺れます！あっはっはっはっはっはっは！"

そして

「間もなく、八丈島に到着いたします。お降りの際はお忘れ物無いようご注意ください。なお本日は非常に風が強く機体が大変揺れたことをお詫びいたします。これに懲りずまたヘリコプターをどうぞご利用ください。本日はご利用ありがとうございました」

衛宮士郎 発射まで あと5秒

4

3

2

1