(無言の手刀)とはアニメ「遊戯王ZEXAL」に登場したネタである。
遊馬とアストラルとのデュエルに敗北し、昏睡状態になったギラグとアリトを「力及ばず何もできませんでした、許してくださいってかぁ?許してやるよぉ!」と冷笑したベクターに対し、怒りを抑えきれなかったミザエルがベクターに対して手刀を指した事から生まれたネタ。(ちなみにこの際ミザエルが行ったのは正確には貫手である)
貫手を指すミザエル、それを止めるドルベ、それに対して微塵も動かないベクターという光景のシュールさ等が一部から人気を呼び、ネタとしての汎用性がとても高いために遊戯王関連の場で使われるようになる。
イラッとくる書き込みやベクターのネタに対して使われる事が多い。
その際には、ミザエルを止めた際のドルベの台詞「やめろミザエル」がネタの返しに使われる事がある。
ちなみに、アリトとギラグが昏睡状態になった原因は全てベクターである。
(アリトはベクター本人に倒され、ギラグもベクターから遊馬に渡されたカードが原因で敗北している)
また、アニメのED6「Challenge The GAME」は、主要キャラクターが退場した場合、映像が公式MAD過去の登場シーンをまとめた公式MAD追悼verになるのだが、途中までは大体真面目にやっているのにサビに入る「全て壊すんだ」という歌詞のサビ手前のタイミングでシュールだったり、顔芸だったりと絶妙にネタになるシーンが挿入される事からこのEDの熱狂的なファンが多い。(参照:全て壊すんだ)
ミザエル・ベクターの退場回である第138話のEDでは何故かこのシーンが挿入された。
ミザエルとベクターはサルガッソでのデュエル以降はまともに顔を合わせなかった上に元々絡みも少なかったので二人が一緒に移るシーンは本当に少ないのだが、何故スタッフはこのシーンを選ぶというかっとビングをしたのだろうか。(せめてどっちかのカッコいいシーンを選んでやれよ・・・)
なお、このテンプレは後に次作「遊戯王ARC-V」にてあるシーンで転用され、(無言の腹パン)としてこれまた有名となる。そこから無数に派生することになり、最終的にアニメ流行語大賞2015にノミネートされたため、間接的にネット上のアニメ流行語として(無言の○○)が根付くこととなった。2年越しでネタが育つのも長期シリーズである遊戯王特有の事態だろう。
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最終更新:2024/11/09(土) 02:00
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