アリトとは、以下のものを指す名称である。
「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するキャラクター。CVは比上孝浩。
(アリトが初登場した第74話のEDクレジットでは「比上孝治」と名前を誤記されてしまっているが)
ドルベやミザエル、ギラグと同様にバリアン世界の住人の1人である。
自分に正直で、明朗快活にして直情的な性格をしている。
第73話のラスト~第74話にて他のバリアン界の住人共々ローブを被った姿で初登場するが(赤いローブをかぶっているのがアリト)、ギラグがバリアンの使者として1人遊馬たちの住む世界へ赴いて以降、ナンバーズ・カードの回収が進行しない状態を見かねたドルベによってギラグと同じく人間界へ進攻する事になる。「人間界では本気のデュエルができない」との理由からアリトは当初、人間界へ行く事には関心が無かったが、ドルベとミザエルの意向につきギラグに続く第2の刺客として人間界へやってきたことで本格的に登場を果たす。
のだが、ドルベやミザエルからは「単細胞だがデュエルの腕だけは信用できる」などと散々な言われようであったが、後述するようにリアリストと化したギラグを制止してみせるなど、心意気は遊馬と同じく真のデュエリストである。
人間界のデビューは初登場は第80話「猛攻タイマンバトル!!遊馬VS不屈の闘志アリト」。
ギラグと同じく彼もまた、人間界ではバリアン界とは異なる容姿となっており、アリトの場合は褐色肌の小柄な少年、といった出で立ち。でもギラグと比べりゃ全然マシか。
人間界へやってきた彼は人間の姿となったギラグと乱暴な再会を果たし、体育館倉庫でデュエルアイドルに夢中になっているギラグに対して「男はデュエル一筋!」と冷やかす一面を見せ、デュエルに対する情熱を印象づけた。
しかし80話冒頭でドルベ達が心配していた通り上述の性格が災いし、ギラグ遊馬たちの学校へ潜入して早々小鳥と廊下でぶつかった一件をきっかけに彼女に一目惚れしてしまい、ナンバーズ回収の使命もそっちのけで小鳥に熱を上げるようになってしまう。その結果、アリトはギラグの助言もあり様々な時代遅れの手段で天使こと小鳥にアプローチを試みるが、遊馬にことごとく邪魔をされてしまい、次第にアリトは遊馬を「恋のライバル」と一方的に認めると、アストラルの姿を確認した事もあり遊馬にはたしじゅうを叩きつけ、デュエルを挑む。
デュエルでは「BK(バーニング・ナックラー)」と名の付くボクサーをテーマとしたモンスター群を使用。相手が攻撃を仕掛ければ仕掛けるほど相手にダメージを倍増して返す「カウンター戦法」を得意とし、遊馬を苦戦させた。
しかし最後は遊馬に敗北を喫し、互いに激闘を繰り広げた遊馬と友達・ライバル関係を結んだのだった。
その後はギラグと共に体育館倉庫に居を構えており、暇な時は筋トレに勤しんでいる。オブライエンかお前は。
続く81話ではギラグがスポーツデュエル大会を開催するものの、アリトは参加していないようだった。
人間界へやってきて日が浅い事もあるかもしれないが、ギラグが用いていた『RUM-バリアンズ・フォース』は現状使っている描写が無い。だが、ギラグよりも遅れて人間界へやってきたにも関わらず、何気にギラグよりも先にデュエルシーンを披露している。ギラグェ・・・
その後ミザエルがアリトに続いて人間界へやって来て、ただ1回しか仕事していないにも関わらずもう後は無い、と最後通告を受けるとミザエルから受け取ったバリアンズ・スフィア・キューブを手に、手段を選ばず遊馬たちを襲撃するギラグの前に割って入り、ギラグ達を退散させると遊馬に対して改めて正面から決戦を挑む。
そしてデュエルの末、ミザエルと同じくオーバーハンドレッド・ナンバーズ『No.105 BK 流星のセスタス』及び『CNo.105 BK 彗星のカエストス』を召喚、遊馬と全力のデュエルを展開する。最後は壮絶なカウンター合戦の末にZEXALへと変身を果たし、ZW(ゼアル・ウェポン)を得た遊馬のCNo.39 希望皇ホープレイに敗れた。
デュエルに敗れた後は、消滅する事もなく別の場所へワープを果たし、そこでアリトを呼び出した何者かにトドメを刺されたような描写の後ギラグにダイイング・メッセージを残していった。
その後は遊馬に敗れたギラグ共々バリアン世界で眠りについていたが、ベクターに宿ったドン・サウザンドの力で復活。遊馬達がナンバーズを求めてスパルタンシティの遺跡に向かう可能性がある事を知ると、遊馬を倒すべく自らもその地へ赴く。遺跡を出現させるべくカードで辺り一帯を爆破した後、遺跡のナンバーズである「No.54 反骨の闘士ライオンハート」を手に入れる。そして、遺跡の異変に気がついてやってきた遊馬達及びゴーシュと遭遇すると、手に入れたナンバーズをゴーシュに渡し『RUM-バリアンズ・フォース』で彼を洗脳、遊馬とゴーシュ奪還に名乗りを上げたドロワにタッグデュエルを仕掛ける。
しかしドロワと遊馬の連携で洗脳を解かれたゴーシュによって再び敗北。撤退を図った。
人間世界への侵攻を開始した際には遊馬を倒すべく追跡をするものの遊馬を守るために現れたゴーシュに阻まれ、デュエルを開始する。
人間側の力を侮って圧倒され気味の時、ナッシュの力によって『RUM-七皇の剣』を手に入れ、「CNo.105 BK 彗星のカエストス」によるパワーで逆転勝利する。
その後、遊馬を追うもののベクターに呼び出されたが、復活したドン・サウザンドに強力な洗脳を施されてしまう。
復活した後は以前と比べて言動が荒くなっていて、リスクの伴うナンバーズを洗脳したゴーシュに使わせる・遊馬を倒すためにゴーシュを捨て駒同然に扱う等の卑劣な行為も厭わなくなっており、遊馬や一部視聴者も戸惑いを隠せていない。その遊馬に対しても、ライバルではなく自分が負けた憎き相手という認識に変わっている(本人曰く「お前(遊馬)に負けた恨みが俺を変えた」)。
遊馬を守るために追跡を妨害してきたゴーシュに対して「熱すぎる」と評しているなど、熱いデュエルを求めていた頃の姿は微塵にも見られない。
ただし、劇中(特に第102話の最後)の描写から、これらの変化はドン・サウザンドの力の影響で生前の記憶を改竄されていたのが原因のようで、遊馬とのデュエル(3回目)にてアリトを「No.54 反骨の闘士ライオンハート」で破ったことがきっかけとなってアリトは本来の人格を取り戻すと、改めて遊馬とのデュエルを再開した末に『CNo.105 BK 彗星のカエストス』を再度破られデュエルに敗北した。
その後、バリアン七皇の黒幕であるドン・サウザンドを倒す為かつてのように遊馬と意気投合する姿勢を見せると、 共にバリアン世界へと赴くのだった。
バリアン世界へ後少しのところまで進んだ刹那、自らと同じく洗脳されたギラグが立ちはだかる。アリトにとってバリアン世界で一番の親友だったギラグを呪縛から救うため、遊馬からギラグの遺跡のナンバーズ「No.64 古狸三太夫」を託され、自らデュエルする事を決意する。
ギラグの呪縛を打ち破る為に自らのライフを犠牲にして消滅したが、その表情は安堵に満ちていた。
本来の記憶は遺跡の内容と微妙に違い、ドン・サウザンドが登場している。
また、ドン・サウザンドによって城の兵士や親友である皇帝(遺跡では王子)が洗脳を受けていた。
その為に伝承と違い、「誰一人に無実を信じてもらえず、親友にすら裏切られた」という事になる。
この事が強靭な精神を持つアリトをバリアンに転生する要因となった。
中の人にはtwitter上で「アホ可愛い」と評されている。
また、アリト達に影響されてか比上氏も遊戯王OCGを始めたようで、「ペーペーですがデュエルしてください。」とも呟いており、アリトと同じくBKデッキを使用しているらしい。
80話にてナンバーズを集めるために人間界へやってきて早々、小鳥に一目惚れする一幕にはじまり同放送回でギラグに負けず劣らないネタ成分を披露した事で、視聴者達から早くも高い人気を博している。
ギラグの生活ぶりといいアリトのこの有様といい、ドルベの胃は確実にストレスで蝕まれているに違いない。
バリアン界に明日はあるのか・・・?
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最終更新:2024/11/08(金) 05:00
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