きゅー爆っくとは、アクティビジョンジャパンから1996年12月27日に発売されたプレイステーション専用ソフトである。
パッケージには「人間爆弾スポーツ」という物騒な副題が記載されている。
未来世界、人々はテレビ番組に過激な娯楽を求めだした。
そしてついには、自らの体内に爆弾を仕掛け、制限時間内に爆弾のタイマーをめぐって争うスリリングな人間爆弾ゲーム「きゅー爆っく」が誕生したのであった。
ゲームルールは単純で、自分の体内に仕掛けられた爆弾が一定時間立つと起爆し、死亡する。
これを防ぐためにステージ内に落ちているクリスタルを奪い合う。
クリスタルを所持している間は爆弾のタイマーが止まり、自分の陣地(クラスタ)にクリスタルを持ち帰ると制限時間が増える。
また自分以外の陣地にクリスタルを入れると、相手の制限時間が短くなる。
これを続けてステージ全体の制限時間内に死亡回数が最も少なかったプレイヤーが勝利となる。
クリスタルを奪うためにはキューブと呼ばれるステージを回転させたり、直接相手を攻撃して持っているキューブを落とさせるほか、自爆に巻き込んで殺害することも可能。(誘爆はコンフィグでオフにもできる)
当時は電波少年などの過激なバラエティが流行りだしたころでもあり、ちょっとした世相風刺でもあった。
ちなみに、この「きゅー爆っく」は海外製のゲームの日本版ローカライズ作品であったらしく、「Blast Chamber」(ブラストチェンバー)というタイトルで日本より早く海外で発売されている。「Blast Chamber」の方はその後、セガサターン用ソフトとしても発売された。
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最終更新:2024/05/08(水) 03:00
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