誘爆とは、
ある爆発物が爆発した際、近隣の爆発物が、最初の爆発物の発した熱や光・破片などによって点火してしまい、そのまま爆発する事。
どれかひとつ爆発するだけで兵員・弾薬・燃料を巻き込み、自身にも致命的なダメージを与えることから、戦闘用の強力な弾薬を満載した兵器、航空機、船舶(軍用艦艇)などでは火災と共に特に恐れられる事態のひとつである。
戦闘中に敵の攻撃を受けて誘爆するのは仕方ないとしても、取扱いの不備によって高価な艦船や航空機が勝手に誘爆するとあっては目も当てられない惨状となる。(1967年の空母フォレスタルにおける事故など)
炸薬でなく発射薬に誘爆した場合、爆発物がどこへ飛んでいくか分からないといった副次的な危険もある。ロケット弾やミサイル等、姿勢制御用の安定翼が破損していた場合は不規則な弾道を描くため、着弾地点の予測が不可能である。(関連動画参照)
危機管理、リスク分散として様々な対策が講じられ、被害を最小限に抑える。
万一爆発した際に、一定以上の延焼・誘爆を防ぐ。
上記の現象をわかりやすくアニメーションするのが、ゲームソフトのボンバーマンである。ボンバーマンではゲームのアイテムとして爆弾を設置し、数秒後に爆発し爆風となって表示される。この爆風に当たった爆弾は数秒たたずとも爆発するため壁を壊す際の最適化やボスキャラを倒す際にはよく利用される。しかしながら、対戦など相手の爆弾の爆風によって自分の設置したばっかりの爆弾が誘爆しその爆風で自キャラが負け、心の爆弾に誘爆し友人の「メンゴ・メンゴ。事故だって気にするな」とか言いながらリアルファイトにさらに誘爆して行くのはお約束な出来事。
などにも用いられる。
もちろん読みが甘ければ、意図せず自分が爆発やそれによる飛来物に巻き込まれることもある。
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最終更新:2024/12/22(日) 12:00
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