とっととくたばれ糞野郎とは (トットトクタバレクソヤロウとは) [単語記事]

とっととくたばれ糞野郎とは、罵倒の台詞である。

ここでは、漫画「鬼滅の刃」の台詞について説明する。

概要

163話（単行本19巻）で胡蝶しのぶが笑顔で発言した。

「とっとこ走るよハム太郎」と似ていると言われることがあるが、語感とハム太郎公式サイトの運営が反応したことを除いて特に関係はない。

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 https://twitter.com/hamu86taro86/status/1273084974023884800

この笑顔は2020年 12月初旬の23巻発売の新聞広告でも使われた。台詞は「きっと君ならできますから」に変更されているものの、この台詞を思い出してしまう人も多かったようだ。

場面

ネタバレ閲覧の権を他人に握らせるな!!
この項目は、物語終盤のネタバレ成分を含んでいます。
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あの世と思われる場所で、胡蝶しのぶが上弦の鬼である童磨に対して言い放った。この時点で、すでに胡蝶しのぶは故人であり、童磨も死亡が確定している。

童磨は胡蝶しのぶの姉である胡蝶カナエを殺害している。その因縁として胡蝶しのぶも童磨に挑んだものの、敗れて童磨に捕食吸収されてしまった。しかし、胡蝶しのぶの体内には多量の鬼を殺す毒が罠として蓄積されていた。しばらくすると童磨の体の崩壊が始まり、ついには栗花落カナヲと嘴平伊之助の奮闘もあって童磨の首を斬ることに成功する。

その後、死後の世界で童磨は首だけとなり、しのぶの手の上に載せられた状態になっていた。しのぶは「できることなら自分の作った毒でお前を葬りたかった」「だけど私は満足ですよ　結果万歳です」等と言い、まだ生きている仲間が絶対に鬼の始祖を倒してくれると話す。それを聞いていた童磨は頬を赤くし、生まれて初めての感情「恋」をしているような感覚を味わう。「ねぇしのぶちゃん　ねぇ　俺と一緒に地獄へ行かない？」と誘うが、答えは笑顔で「とっととくたばれ糞野郎」だった。

童磨はこれまでわずかな快・不快を除いて感情を持つことができなかった。しかし、ここでもし人間としての感情を獲得したなら、まず後悔・謝罪の念が出るはずである。さらには姉を殺し、本人も殺されている相手に対して「地獄へ行かない？」と言う、配慮の一切無い言動であるため、このように言われてしまうのも止む無しと思われる。