なにそれ?おいしいの?
・・・って
なにそれ?おいしいの?
何それ?食べれるの?
それは食えるのか?
など上記のように、何か知らない単語が出てきた時にまず食べ物かどうかを聞く定句は落語などで古くから存在する。
字面だけ見れば「知らない単語を食べ物と勘違いするアホさ無邪気さ」のニュアンスを示す表現である。また、転じてわざとカマトトぶったり、「それがどうした」と相手への反発や隔意を表す際にも用いられてきた。
インターネット上では更に転じて「意味を完全に把握しているにも関わらず、その単語について全然知らないような言い方を敢えてすることで、それらが(自分等にとって)全く無関係であり話題にする事すら無意味である事を皮肉って茶化したりあてこすったりする」ための定型句として使われることが多くなってきている。
冒頭でも記述したように、知らない単語を食べ物だと勘違いする冗談は古くから存在する。
しかしながら漫画やアニメなどにおける「なにそれ?おいしいの?」自体の元ネタとして、例えば以下のような推測が以前からなされている(他にも諸説あり。掲示板参照)。が、いずれも言い回し等が異なり、語呂の良いテンプレになった直接の元ネタとして決定的なものは今の所見つかっていない(引き続き情報提供求む)。
もっとも古いとされる説。
1978年に放映されたアニメ『未来少年コナン』の登場人物・ジムシィが、自分の分からないことに対して「○○?なにそれおいしいの?」と返していたことから。
インターネットで検索するとこの説が上位にあがるが、具体的にどの回であったのかなどの情報はない。第3話と第14話で「何それ食えるのか?」等の形で使用されていたことが確認されている。
当記事が作成された時に掲載されていた説。
SFC(のちにGBAでも復刻)ソフト『メタルマックス2』の広告で、販売促進のためつけられていた4コマに由来するというものである。同ゲームの4コマの概要は以下の通りである。
承:(記者から質問)あなたは何のために戦うのですか!? 正義、それとも平和?
結:(主人公)それは食えるものなのか?
ここから様々な改変が加えられてアニメやマンガで使われるようになり、やがて現在の形になったという。
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最終更新:2024/11/27(水) 20:00
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