やきとり弁当とは (ヤキトリベントウとは) [単語記事]

やきとり弁当とは、焼き鳥がメインのおかずになっている弁当である。

特に、北海道函館市周辺で店舗を展開するハセガワストアのものと、北海道根室市で店舗を展開するタイエーのものが有名である。本記事ではこの両店舗で販売されているやきとり弁当について説明する。

概要

ご飯の上に海苔と豚串をのせた、ハセガワストアの名物商品。
やきとりなのに豚串！？と思った人もいるだろうが、これはかつて鶏肉よりも豚肉のほうが安価だったため、鶏肉の代わりに豚肉を使用して焼き鳥を作っていた頃の名残である^[1]。隠し味に、「はこだてワイン」を霧吹きで吹きかけるのが特徴。

味はたれ・塩・塩だれ・うま辛・みそだれの5種類があり、サイズはミニ・小・中・大・ジャンボから選べる。店舗においてある注文用紙に希望の商品を記入し、それをレジに持っていって注文する方式。注文を受けてから作り始めるので出来立てアツアツを食べられる。なお、一部店舗ではあらかじめ作り置きしたものが用意されており、時間がない人でも待たずに買えるようになっている。

やきとり弁当の豚串は普通に串に刺さったまま食べてもいいが、弁当の容器に溝がついており、これを使って食べる前に串を抜くのが通の食べ方だとか。ただし失敗すると悲惨なことになるのでやるときは自己責任で。

根室市にあるタイエーはハセガワストアの暖簾分け店舗であり、こちらでもやきとり弁当を購入することができる。ハセガワストアとの違いは、隠し味に根室産ワイン「ねむろの夢」を使用している点。