グレードじゃんけんとは (クジビキシロヨとは) [単語記事]

グレードじゃんけんとは・・・なんぞこれ。

概要

アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」で突然出現した謎の遊び。
第28話にて、大会の空き時間に喉の渇きを覚えた新導クロノに他２名が反応した際のことである。

「じゃあここはひとつ、グレードじゃんけんで。」

何？何かを決めるならファイトで決着をつけるのではないのか！？
唐突にヴァンガードのカードを３枚取り出し、安城トコハがルールを語る。言葉と行動から推測すると

裏側表示でカードを用意する
「グレードじゃんけん！　ジャンケンポン！」の掛け声と共に一人一枚カードを手に取る
「ポン！」でカードを表側表示にし、グレードが最も高い人間が勝ち、逆に最も低いと負け

くじ引きやん。
素直にくじ引きすればいいのに、余計な要素をブッ込んでオリジナリティを出そうとしているのは、
あの世界では何でもヴァンガード基準なのかそれとも彼らが中学２年生だからなんだろうか。
というか、このルールだと人数が増えれば増える程面倒なことになる。Gユニットはグレード４だけど裏面が違うからな！

なお、１戦目ではクロノがグレード０を引き敗北。買い出しを担当することになってしまった。
「こんなコトでツキ使いやがって・・・ファイトん時引きが悪くなったって知らねーからな？」
「聞こえないなー？」「負け惜しみー♪」

その後、大会の２回戦は馬場タケル率いるチーム風来坊との試合となる。
誰が誰と戦うか。顔見知りのクロノと綺場シオンは両者ともにタケルを希望。それに興味を示したトコハも同様にタケルを希望し―――。

「グレードじゃんけん！　ジャンケンポン！」

またやるんかい！？

結果、今度は一番高いグレードを引き当てたクロノがタケルとの試合を勝ち取ることになった。
「っしゃァ！　ツキはこういう時に使うんだよ！」
「いや、ファイトの時でしょ」「うん！」
クロノ君、それブーメランです。

カードゲーム系日常アニメたるヴァンガードGも、全国大会編になり日常描写が減ることが予想された中での予想外の一コマ。３人の仲のよさと現実世界に近いのにどこかネジが外れたヴァンガードGらしさにほっこりした視聴者も少なくないのではないだろうか。

なお、ギアースクライシス編９話にて再登場し、クリストファー・ロウへの挑戦権を賭けてチーム・トライスリーが再びグレードじゃんけんを敢行した。誰もが一発ネタと思っていただけに、まさかの再登場に驚いた視聴者も多い。

その後、制作会社も変更された「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」３８話でも忘れた頃にまた登場し、食事調達のメンバー分けを決める際にハイメ・アルカラスが提案した。海外のファイターの発案ということは、ある程度知名度のある決め方である可能性が高い。
この時点では、トライスリーの面々はそれぞれ別のチームを持っているが、シオンのみ部として参戦しているため、シオンではなく部長の早尾アンリがグレードじゃんけんに参加。また、面白い男伊吹コウジと安城マモルも振り分けに入っているため、どちらかが参戦しており、４名参加となっている。