ハイメ・アルカラスとは、東京下町ご当地アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」の登場人物である。
CVは岸尾だいすけ。
褐色の肌に水色の髪、金色の瞳をした青年。
その正体は、ヴァンガードのユーロリーグで実績を残しているFIVAユーロ本部強化ファイター。つまり、海外のプロヴァンガード選手である。
作中のwikipediaと思わしきホームページに個人のページが作られているほどの存在。それによると、スペイン出身であり、名前のスペルは「Jaime Alcaraz」。また、第3ユーロリーグ、南ユーロリーグGPファイナルという実績を残している。
常にテンションが高く、明るく人懐っこい性格から、彼の周囲は笑顔で溢れている。
他人に臆せず話しかけ、その笑顔からたちまち周囲の雰囲気を和らげ、あっという間に友達を作ってしまう。
人を見る目も正しく、人力車が「高級車より早く」街中の目的地に着けると断言し、実際にそれを的中させてしまうほど。
ただ、それらの性格の延長線上か、女性を見ると誰彼かまわず声をかけてしまう。
ヴァンガード普及協会の開催する交流戦に参加するために来日し、そこで「日本のヴァンガードを知りたい」というクエストを発注したことで、クエストを受けた新導クロノと初めて出会う。しかし、クエストの内容に反し、クロノとは浅草の観光に時間を費やしていた。
少なくとも彼より年上だが、その性格上「さん」付けを好まず、呼び捨てで呼ばせている。
実はクロノと同じく孤児院の出身であり、それもあって交流を重ねたクロノはハイメに対して好意的な感情を寄せることになる。作中の登場人物の誰よりも早くクロノはハイメを家に上げていたり、何気に一番早くクロノが心を開いた存在である。
ハイメは孤児院時代にヴァンガードとの出会いで自分の世界が変わった経歴を持つ。
自分の世界に何があるのかを確かめたいクロノは、ハイメの言葉に何か感じるものがあったのか、ハイメにファイトを申し込む。
帰国直前に何とかスケジュールを空けることができたハイメは、クロノの熱い思いに応えるべく、今まで振り回した詫びにそのファイトに関連したクエストを申請しつつクロノを迎え撃った。
結果として、極めて低い確率のロマン砲を決め勝利をもぎ取ったクロノに惜しみない賞賛を送り、ハイメはそのファイトを胸に帰国したのだった―――。
その後、オフシーズンになったのか、バカンスで日本に再来日。再びクロノ達の前に姿を現す。
空港でいつも通り周囲の人間に事案声をかけていたところ、長髪の人物に遭遇し、《クロノドラゴン・ネクステージ》を始めとしたカード群を託されていた。
思いつめたクロノの前に彼が現れたことで、クロノは一大決心をするのだが・・・。
ユナイテッド・サンクチュアリ支部主催スペシャルマッチもトライスリー側に立ち観戦。
ファイト後真っ先に拍手を贈るなど、見ていて気持ちのいい姿勢が視聴者から高評価を得ている。
イベント後はユーロリーグに帰る前に送別会が開かれるなど、すっかりカードキャピタルの面々に馴染んでいた。
数ヶ月後、東京で開始した「Gクエスト」発令に伴い、再び日本に現れる。
普及協会メガラニカ支部の下で、初回のGクエストにゲストとして招かれており、蒼龍レオンらチームドレッドノートと特別チーム「スペシャルアクアフォース」を結成。優勝者―――チーム・トライスリーの前に立ちはだかる。
このようにちまちま来日している印象だが、第4期「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」では彼のユーロリーグでの活躍が描かれる。
NEXT序盤にて「ユーロ第2リーグ」の頂点に輝いたハイメは、作中時点でオリビエ・ガイヤールや、ガイヤールの誘いを受けユーロリーグで活躍中の櫂トシキの活躍する「ユーロ第1リーグ」への挑戦権を手に入れている。しかしその直前、友人ミゲル・トルレスを交通事故で失っている。しかも、ミゲルをパリ留学中の安城トコハに紹介した直後という最悪のタイミングで・・・。
口癖は「ハートに来たー!」。
そのネタのためか、ニコニコ生放送でのアニメ放送直前のタイミングでは「ハートに・・・」というコメントが流れている。
無論、放映開始直後「きたあああああああああああ」弾幕が形成されるため。
彼のクランは「アクアフォース」。先代のアニメでの使用者・蒼龍レオンらの活動により、この時代では一般ファイターにも解放されている。
ただし、彼の使っているキーカード《嵐を超える者 サヴァス》は孤児院で世話になった恩人・エミリオから受け取ったカードなのだが・・・彼の経歴から考えると、どう考えてもその一般解放より先に《サヴァス》を受け取っているのだ。
これについてはG2期「ギアースクライシス編」にて、かつて海から流れ着いた蒼龍の民の末裔を助けたエミリオに、1枚だけ残っていたサヴァスがお礼として渡され、それがハイメの手に渡ったことが明かされている。
だが当時はアクアフォースが復活しておらず、蒼龍レオンによるアクアフォースの復興があって初めて、彼がアクアフォースを使えるようになった。
ハイメの構築は、例によってGユニットの扱いに長ける「超越」軸。特に《天羅水将 ランブロス》を絡めた連続攻撃は、ただスタンドさせるだけでなく大幅なパワー上昇を与えるため非常に強力。
形に嵌れば特大の強化を受けたリアガードによる津波のような連続攻撃が飛んでくるため、非常に強力であり、現実の公式大会でも優勝の形跡がある。
G2期「ギアースクライシス編」においては、新たな切り札《嵐を統べる者 コマンダー・サヴァス》を携えてチーム・トライスリーに立ちはだかった。
ちなみにハイメの構築は、ややスタンドトリガーに偏らせたものだが、「サヴァス」サポートのクリティカルトリガーも投入しているようだ。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 03:00
最終更新:2024/04/24(水) 03:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。