シャドウプリム

『シャドウプリム』とは、出海まことによるライトノベル。挿絵は川元利浩。

あらすじ

風間萌美は依頼を受ければどんな場所でも住み込みで働くメイドさん。しかし、彼女にはもう一つの顔があった。彼女は風摩の忍の流れ汲む「風魔のメイド忍」と呼ばれる凄腕ボディーガードだったのである。

概要

『電撃hp』で連載された、出海まことによる1話完結方式の小説。文庫は電撃文庫から刊行された。全1巻。

平たく言うと女子高生で巨乳で忍者のメイドさんがご主人様のために大活躍する内容。作者の出海によれば、続編が出れば萌美が「あんなことやこんなことになったり」したらしいが、残念ながら続編は出なかった。

主な登場人物

風間萌美
普段は「ほわぁ」としたメイドさんだが、ひとたび黒いメイド服に身を包めむと「風魔のメイド忍」炎手（エンジュ）となり、ご主人様を守り抜く。そのギャラは一日数百万とされる。

高木龍成
第1話の主人公。17歳。母親をガンで亡くし、実の父親であった美剣竜禅に引き取られる。

三沢正介
第2話の主人公。報道カメラマンを目指す青年。
アパート「五月壮」の臨時管理人となった萌美から怪奇現象から救われる。

入間徹
第3話の主人公。大手商社に務める青年。群馬と長野の県境で事故に遭って愛車であるシルビア失った挙句道に迷い、萌美の働いている「ペンション・ポプリ」までたどり着いた。

関連項目

• 小説作品一覧
• ライトノベル
• 電撃文庫