セスク・ファブレガスとは (セスクファブレガスとは) [単語記事]

概要

1997年にバルセロナのカンテラへ入団。バルセロナで6年間を過ごし、順調に成長して世代別代表にも呼ばれていたが、ここでプロデビューを果たすことはなかった。

2003年にイングランド・プレミアリーグのアーセナルへ移籍。当初はフリーでの獲得であったが、その後すったもんだあり最終的に約85万ユーロの移籍金がバルセロナへ支払われた。2005年に当時キャプテンを務めていたパトリック・ヴィエラが退団するとその代役を任される。2005-2006シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは決勝で古巣バルセロナと対戦。敗れはしたものの準優勝に輝いた。2006-2007 シーズンからはヴィエラの背番号4を受け継ぎ、その後も順調に成長。2008-2009 シーズンには当時21歳の若さでキャプテンに就任した。

2011年にバルセロナへ復帰。シーズン開始前に行われたスーペル・コパ決勝2ndlegでバルセロナデビューを果たす。しかしバルセロナでは絶対的な存在になりきれず、またチーム戦術に完全に馴染めなかったこともあり、3シーズンで退団することとなった。

2014年にイングランド・プレミアリーグのチェルシーへ移籍。加入直後から絶対的な主軸となっている。

2003 FIFA U-17世界選手権に出場し、中心選手として準優勝に貢献。本大会では5得点を挙げて、大会得点王とMVPを受賞した。

スペイン代表の黄金期を支えた1人であり、EURO2008、2010 FIFAワールドカップ、EURO2012の主要大会3連覇に大きく貢献。中でもEURO2012ではセスクを最前線に置いた「ゼロトップ・システム」を使用。偽FWと呼ばれる難しいポジションを難なくこなしてみせた。

まだ20代であるにも関わらず 100 試合以上に出場しているが、一方で基本的にスペイン代表での役割は途中出場で流れを変えるスーパーサブ的な役割が多くなっている。