バセット・ハウンドとは (バセットハウンドとは) [単語記事]

バセット・ハウンド(Basset Hound)とは、犬種の一つである。

概要

16世紀に初めて発見されたフランスを原産とする中型犬。

バセットハウンドのオスを描いた漫画『Fred Basset』やファッションブランド『ハッシュパピー』のマスコットなどが有名。

『刑事コロンボ』の飼い犬としても知られるが、あの犬の品種はノルマン・バセットらしい。

性格は基本的に温和で物静かだが頑固な一面も。バセット・ハウンドの愛好家でたびたび自分が手掛けた作品に本種を登場させるアニメ監督の押井守は、「よほどの覚悟がなければこれは飼うな」という言葉を残している。

低い位置についている耳は非常に長く、緩い皴をつくって垂れている。

短足胴長で全身の皮膚が垂れ下がり気味。

眼は少し落ち窪んでおり、穏やかな印象を与える。

尻尾はやや太く、ややカーブ気味。

寿命は12年くらい。

成犬時の体重は、個体差がやや大きいが18kgから27kgほど。体高は33cmから38cm程度。

のんびり過ごすのが好きだが元々は猟犬として生み出された犬種であるため、スタミナは豊富で鼻もかなり利く。

自然交配が難しく、難産であることが多いため、犬の中でも高額な部類。なかでもレモンカラーの毛色を持つ個体は高くなりがち。

ニコニコのタグとしては「バセットハウンド」のほうが登録数が多い。