ウアイラ(Huayra)とは、イタリアの高級車メーカーである「パガーニ」が開発・製造しているスーパーカータイプの普通乗用車である。
ウアイラは同社の第1号のスーパーカーである「ゾンダ」の後継車種として2011年にお披露目された。
2003年、ゾンダSロードスターが誕生した時にウアイラのコンセプトが生まれた。ウアイラとは、ケチュア語(南米 ボリビア・ペルーで公用語にされている)で「風」を意味する語であり、風をイメージしたデザインになっている。
エンジンはゾンダの時と変わらずメルセデスAMG製の6リッターV12エンジンであるが、ウアイラではさらにツインターボ過給を加えている。これにより最高出力は730馬力にまで高められ、最高速度は公称360~370km/h、0-100km/h加速は3.3秒を誇る。
ドアはゾンダでは一般的な横開きタイプであったが、ウアイラではメルセデスベンツの300SLやSLS AMGと同じく上方向に開閉するガルウイングドアが採用された。
ボディはカーボンパーツがふんだんに使われているほか、シャーシはカーボンとチタニウムを組み合わせた複合素材である「カーボテイニアム」を採用し、剛性と軽さを両立しており、車重は1350kgにまで抑えられている。
価格は約1億2000万円~。日本での販売・サポートは株式会社エフジェイ ビンゴスポーツが担当。
ゾンダ同様ウアイラにもいくつかバリエーションやワンオフモデルが存在する。
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最終更新:2025/12/17(水) 08:00
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