フウセンウナギとは、フウセンウナギ目フウセンウナギ科に属する魚類である。
| フウセンウナギ | |
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| 目 | フウセンウナギ目 |
| 科 | フウセンウナギ科 |
| 学名 | Saccopharynx ampullaceus |
| 英名 | Saccopharynx Gulper eel Swallower |
ウナギと名前がつくが、ウナギの仲間では無く、別の系統である。ただし、最近の研究では本種および他のフウセンウナギ目に属する魚は、ウナギ目に含まれるという意見もある。
太平洋・大西洋・インド洋の水深2,000~4,000mに分布しているが、日本からは知られていない。その姿は一言で言うと「珍妙」そのもの。まず最初に目につくのは異常なほどに大きく発達した頭部だろう。目がかなり小さいのに比べて、口はその何十倍もの大きさを持つ。その一方で、胴体部はまるで尻尾のように長く痩せ細っている。巨大でずんぐりした頭部と、長く痩せ細った尾部が何とも言えないアンバランスさを醸し出している。
更には見た目だけではなく、様々な肉体的特徴も変わっており、特に血管や神経の配置は普通の魚としても異常極まりない。そのため、研究者たちは「この生物が本当に魚なのか」とさえ、疑ったと言う。けど一応立派な魚類である。尾の先端には発光器がある。
大きな魚を丸呑みしたせいで海表面に浮いているところを捕えられることがある。
フウセンウナギ科には11種が知られ、「フウセンウナギ」と和名がついているものはSaccopharynx ampullaceusという種である。属名から「サッコファリンクス」「サコファリンクス」とも呼ばれる。
フクロウナギやウナギ目の魚類同様、フウセンウナギにもレプトケファルス幼生の時期がある。
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最終更新:2025/12/13(土) 16:00
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