フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー(Folker Axel von Büro)は銀河英雄伝説の登場人物。
CVは村山明(石黒監督版OVA)、西嶋陽一(Die Neue These)。
ウォルフガング・ミッターマイヤーの幕僚で分艦隊司令官。
貴族階級出身。元々はジークフリード・キルヒアイスの幕僚で、僚友のハンス・エドアルド・ベルゲングリューンと共に艦列を並べて勇名を競い、生涯不敗であったキルヒアイスの武勲に寄与していた。しかし、キルヒアイスが不慮の死を遂げると、キルヒアイス艦隊は解体されて、ミッターマイヤー艦隊へと配属される。
ミッターマイヤー艦隊麾下では分艦隊司令官として各戦闘に参加して活躍。階級は大将にまで昇進している。ヤン・ウェンリーを暗殺して逃亡した駆逐艦を捕捉し、撃沈したのはビューロー麾下の巡航艦グループであった。第二次ランテマリオ会戦終盤ではロイエンタール軍の投降者の収容にあたり、シヴァ星域会戦後は惑星ハイネセンの治安を担当する責任者となり、「ルビンスキーの火祭り」後の治安を回復させている。
指揮官としては勇将とされるが思慮深く、戦闘面以外でも有能な人物。ミッターマイヤーより年長者(艦隊司令部では最年長)である事もあって、相談役のような立場も務めている。また、旧友であるベルゲングリューンがロイエンタール艦隊の参謀長である為、両艦隊の私的なパイプ役としても貴重な人材であった。ベルゲングリューンの自決前には必死に説得にあたったが、翻意させる事は出来なかった。
対比されるベルゲングリューンや、参謀長ディッケルの影が薄いので勘違いされやすいが、ビューローはミッターマイヤー艦隊の分艦隊司令官であって参謀長ではない。
原作小説ではキャラ立ちが遅く、キルヒアイスやベルゲングリューンとの関係があきらかになるのは怒涛篇以降となっている。後続のアニメでは石黒監督版、Die Neue Theseともに再構成されており、カストロプ動乱時にキルヒアイスの部下として初登場している。
| 統 率 | 運 営 | 情 報 | 機 動 | 攻 撃 | 防 御 | 陸 戦 | 空 戦 |
| 73 | 54 | 58 | 66 | 67 | 81 | 74 | 73 |
掲示板
6 ななしのよっしん
2018/03/23(金) 20:37:36 ID: teHb4GzvFr
ミッターマイヤーはヤンとかと同じく参謀がいらないタイプの指揮官だから、それほど参謀職が重視されないっていうのと、ミッターマイヤーの快速の指揮を実際に艦隊運用ができる貴重な人材ってことで分艦隊司令官に任じられてたんだろう
一つ気になるのが仮にベルゲングリューンと立場が逆だったらどうなってたんだろうか。ロイエンタールの反乱を止めるのはやっぱり無理だったかなぁ…。生きて責任を果たすべく最終的に自決はしないだろうけど
でも直接の上官に忠を尽くすベルゲングリューンに比べると、客観的視点を持ってるから激発を防げたんじゃないかという期待もある。
7 ななしのよっしん
2019/06/26(水) 20:49:29 ID: qdEd4JV4IC
そういやこの人、貴族出身だけれど平民出のベルゲングリューンと仲が良いんだよな
どこでどう友誼を交わしたのか
上官もそれぞれ平民出のミッターマイヤーと貴族出身のロイエンタールってのが面白い。
8 ななしのよっしん
2021/10/28(木) 11:49:47 ID: vj/ZMUNepE
「閣下が公明正大であられても、見る者のレンズが歪んでいれば、映る像も、自ずと歪みます」って、かなり名言だと思う。
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最終更新:2025/12/12(金) 22:00
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