高貴なる白百合よ!革命の時は来たれり!勝利を我が手に!
シンクロ召喚!咲き誇れ!《フルール・ド・バロネス》!
フルール・ド・バロネスとは遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
略称は「バロネス」。
フルール・ド・バロネス/Baronne de Fleur
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/戦士族/攻3000/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。
2021年5月25日発売のデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-で登場。
「バロネス」は「男爵夫人」または「女男爵」の意味を持つが、下位モンスターの《フルール・ド・シュヴァリエ》の「シュヴァリエ」が「騎士」であることを鑑みれば、より格上の立場となる後者の可能性が高い。
召喚条件は「チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上」であるため、レベル10モンスターをシンクロ召喚するデッキなら容易に召喚可能。
(1)の効果はフィールドのカードを対象に破壊。盤面に維持が出来れば毎ターン破壊が可能であり、バトルフェイズ前に伏せられているカードを除去したり、モンスターを破壊することでダイレクトアタックにつなげやすくするなど扱いやすい効果である。ただし、対象耐性や破壊耐性を持つカードや耐性を付与する効果には注意。
また、自分のカードも破壊出来るため、破壊トリガーの効果を発動させたり盤面調整にも使用できる。
(2)の効果は発動した効果の無効と破壊。
同名ターン一回かつフィールドに存在する限り一度だけの制約こそあるものの、通せば強力な効果であることに変わりなく、マストカウンターに決めることが出来ればそのまま試合を優位に進めることができる。
(3)の効果は自身をEXデッキに戻したうえでレベル9以下モンスターの蘇生。
この際蘇生制限を満たしていれば融合モンスターでもシンクロモンスターでも蘇生が可能であり、(2)の効果を使用した次のスタンバイフェイズに入れ替わったり、蘇生したモンスターを活用して再度バロネス自身を召喚する使い方も可能。効果無効もないため特殊召喚時の効果も使える。
性能としては《フルール・ド・シュヴァリエ》よりも制約が付いた代わりに召喚条件が緩和されており、効果範囲が広くなっている。
総じて扱いやすい効果が揃っており、レベル10のシンクロ召喚が可能なデッキであれば、とりあえずEXデッキにバロネスを入れてるプレイヤーも多い。
《フルール・ド・シュヴァリエ》は素材にレベル2チューナーである《フルール・シンクロン》が必要だが、《フルール・シンクロン》は自身がシンクロ素材として墓地に送られた時、手札からレベル2チューナーを特殊召喚する効果を持つ。この効果を活用すれば、シュヴァリエからバロネスに展開することが可能になっている。
そうでなくとも特に素材となるモンスターに制限が無いため、レベル10シンクロを出すときには有力なカードの一枚となる。
漫画「OCGストラクチャーズ」で尚磨が使用し、召喚口上と技名が命名された。
その後、デュエルリンクスでシェリーが実装した際にはこのカードのボイスも実装され、それに合わせてシェリーにもほぼ同様のボイスがついた。
漫画では「革命の時は来たれり!!高貴なる白百合よ咲き誇れ!!《フルール・ド・バロネス》シンクロ召喚!!」となっていたが、《フルール・ド・シュヴァリエ》のものと統一性を取るためか、デュエルリンクスでシェリー実装の際には記事冒頭の口上に変更された。
漫画でついた技名がそのままデュエルリンクスのシェリーのボイスに使われている。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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