ベジータが両手を組んでやるアレとは (ベジータガリョウテヲクンデヤルアレとは) [単語記事]

ベジータが両手を組んでやるアレとは、文字通りベジータが両手を組んで殴りつけるアレである。

概要

　ベジータがよくやる「手の指を交互に組んで殴りつける」アレである。実はこれ、ベジータの他にも『機動戦士ガンダム』でオルテガが乗ったドムが使用するシーンが有名なので、俗称として「オルテガハンマー」という呼び名がある。しかし、ベジータがやる印象が強く、またガンダムを知らない人にとってはよくわからない呼び方なので、「ベジータのやるアレ」とか「ベジータがよくやるアレ」呼ばわりされている。

真面目に武術的に考察するよ

　まず、①両手を組む、②振りかぶる、③振り下ろすという大振りな技であるため、隙が多い。振りかぶっている間に相手によけられたり、殴られたりする可能性が高い。なので、もし街中であなたが何らかの悪人と戦うことになり、武術の心得がなく、しかも普通の地球人の場合、ベジータの真似なんかせず普通に暴れたり、PPを使い切ったポケモンのごとくわるあがきをしたほうがマシである。

　小指の骨が痛いし、下手したら骨折する可能性もある。あれは結局サイヤ人の王子ベジータだからできる技であって、戦闘力５の一般人が使いこなせる技ではないのである。

　魅せることが目的であるプロレスならば使い道はあるかもしれない。実際、プロレスには類似の技が存在し、「ダブルスレッジハンマー」とか「ダブルアックスハンドル」と呼ばれている。しかし、これも似てはいるが、多くの場合「両手を握りしめてから合掌するように合わせ、殴りつける」か「右手もしくは左手をもう片方の手で完全に覆い、殴りつける」という方法がとられることがほとんどで、ベジータがやってるような方法はほとんどない。結局これはサイヤ人の王子ベジータ様だからできる技なのだ。