ヤットデタマンとは、1981~1982年に放映されたタイムボカンシリーズの5作目である。
従来の主人公格男女のうち片方のみがヒーローに変身、もう片方には正体を隠しているという新路線であり、善玉メカもコレまでのコミカルメカ+ゾロメカではなく、1体のスーパーロボ「大巨神」(+強化メカの「大天馬」=合体形態の「大馬神」)のみという、タイムボカンシリーズのコレまでの定石を大きくハズしたヒーローもの路線となっている。ただし大巨神の「巨大ロボットなのに我が強く、慈悲深いと自称していながら寛容さはゼロ」な性格はやはりボカンキャラならでは。間違っても彼の前で「偏平足」と口にしてはならない(目の前から姿が消えても安心してはいけない)。
また三悪人のデザインも、頼りになる恋人付きの女ボス、ドジョウ髭が無い上に鼻の大きさが控えめな頭脳タイプに、目がつぶらで高身長の肉体労働タイプと、容姿のレベルからして他作品とかなり異なり、OVAで全3悪が勢揃いした際に「唯一顔の違う連中」などと言われてしまったというのも特徴的。
ヒーローであるヤットデタマン(時ワタル)役に破裏拳ポリマーやゴワッパー5ゴーダムでも好演した曽我部和恭を、追加ヒロインとも言うべきカレン姫役に土井美加をとタツノコと縁のある声優を配している。
曽我部和恭の起用は、本作がポリマーのオマージュ的側面を持つことに由来するらしい。
ちなみに本作で特徴的なのが 総監督の笹川ひろしを模した『ささやきレポーター』(CVはナレーターの富山敬)と脚本の小山高男を模した『小山カメラマン』の登場である。
大男(モデルとなった小山高男は身長194cmの長身)である小山カメラマンの顔は謎に包まれており、何度か見れそうな展開にはなったが、結局何だかんだで顔が隠れていて明かされないという扱いで、当時の視聴者の子供達をやきもきさせた。
前回の放映を見ていないという子供がいれば、示し合わせて「小山カメラマンの顔が出た」と嘘をつくとかホント定番でしたw
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最終更新:2024/11/23(土) 02:00
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