ロイド=ディ=サルームとは、ライトノベル『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の主人公。
可憐な少女とも見受けられる可愛らしい見た目の少年で、普段はサスペンダー付きのショートパンツとベスト、白いシャツを身に纏っており、髪型は結構本人が無頓着なのか比較的自由な感じにしつつも後ろを結いている。そして、ムチムチの太ももと形の良い尻で全国のショタコンを惑わせ続けている。作中の描写から、下着はブリーフ派のようだ。
サルーム王国第七王子。前世は貧しい身分故に才能と魔力に恵まれなかった生粋の魔術オタクで、直接の死因であった火炎魔術攻撃ですらも美しいと喜びながら身を焼かれるレベルの魔術バカ。生まれて間もない頃から火球で天井を吹っ飛ばしたことからも分かる通り、王国内でもトップレベルと言っても差し支えないレベルの膨大な魔力を秘めている。更に前世の記憶と性格を引き継いでいるので作中最強候補の一角となっている。
一応、王族ではあるものの王位継承も恋愛も全く興味がない。彼が心躍るのは、ただ魔術に関することのみ。とはいえ、魔術以外に関しては比較的良心的で、見た目だけ毒々しいレンの料理を率先して食べたり、武器への魔術付与実験の際には剣を無駄にしたことを謝罪するなどといった描写も見受けられる。
とはいえ、本人の目的であり、生きる糧となるのはただ魔術を研究して極めることのみ。そのためなら身を持って相手の魔術を嬉々として受けることも厭わない変態的な一面も。だが、魔術に関して夢中になるあまり可愛らしい顔が邪悪な顔に変貌することもしばしば。
サルーム王国は強力な魔術の血統を輩出する王家。その七男として生まれたロイドに関しては一族の中でも桁外れの魔力を誇る。実際に攻撃魔術だけでもその気になれば大気圏を破壊できるレベルの攻撃が可能。それも通常は複数の詠唱を必要とする魔術も100個ぐらいまでなら束にしてまとめて詠唱することもできる(常人ならせいぜい2~3束が限度)。更には従者となった魔人・グリモワール(グリモ)を掌に憑依させて二重詠唱も可能(が、魔人の中でも実力者とされるグリモをして泡を吹いて気絶するレベルの負荷がかかる呪文束をぶっこむ悪癖がある)。
また、生まれて間もない頃のやらかしから強固な結界を顕現させる魔術も使用できる(これは自身の魔法で必要以上に城を破壊しないようにするための配慮から身につけた)。この結界は応用として魔人の捕獲などにも活用する描写もある。魔術だけではなく気術もタオからの僅かなアドバイスから習得しており、剣術も(サボり気味ではあるが)シルファから直々に教わっているので心得がある。その下地もあってか自身が能力を知る人物であればトレース魔術を使って模倣できるので、近接戦もある程度はこなせるようになっている。
以上のことから、所謂「俺TUEEEE」が跋扈するなろう系主人公の中でも規格外の強さと変態性、そしてショタ特有の色気を併せ持ったかなり異質な存在と言える。だが、その実力を悟られると色々と面倒に巻き込まれるので、そのことを危惧しているロイドは常時、魔力を抑えて実力も大した事ない風を装って過ごしている。とはいえ、魔術の心得がある兄の目はごまかしきれていない模様。[1]
ただ、好奇心が抑えられず、常人なら僅か1割しか成功しないと言われた付与魔術を4割も成功させてしまう上に魔剣といってもおかしくないレベルで術式を付与してしまっているので実際に才能を隠しきれているかと言われたら微妙なところだろう。
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最終更新:2025/12/10(水) 16:00
最終更新:2025/12/10(水) 15:00
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