一畑電車7000系電車とは、一畑電車が導入した単行形車両である。
島根県の一畑電車は長らく関東・関西の大手私鉄から中古車を購入し、運用してきた。老朽化に伴い東急1000系を購入する計画を立てたところ、他社を含め車両の需要が多く必要な車両数を確保できないことが判明。
これをうけて86年ぶりに新車を導入することとして開発されたのが本形式である。
ベースをJR四国7000系電車とし、設計図をJR四国から無償提供を受けた。また、走行機器類はJR西日本の225系と同一のものを採用。JR西日本の0.5Mシステムを含め既存技術を流用してコストを削減している。
車両製造についても構体と台車を近畿車輛、艤装をJR西日本のグループ企業である後藤工業(米子市)が実施するノックダウン生産とした。
車内の座席配置はベース車のJR四国7000系に準じたロングシート・クロスシートとし、定員は既存車よりも増加した。
外装デザインは公募を行い、出雲大社・宍道湖・棚田・三瓶山をイメージしたデザインが施されている(沿線外の風景が入っているのはご愛嬌)。
導入費用(1両あたり2億1000万円)全額を国と自治体からの補助金で賄い、2016年度と2017年度に2両ずつ、計4両が導入された。2024年度以降も2026年度までに計4両が追加導入される予定であるが、昨今の情勢から単価上昇の煽りを受けている。2024年度以降導入されている車両について、搭載機器の変更等から8000系になるとの噂が出ていた(見た目はほとんど7000系と同様である・後述)。
老朽化した既存車の置き換え用として2024年度以降導入の車両。2024年12月3日に発表
された車両で、7000系のマイナーチェンジ車。形式名はデハ8000系。2025年3月に1編成目(8001)が運用開始予定で、以後2025年度に1両(8002)、2026年度に2両を追加導入予定。1編成目は2025年1月28日に米子市の後藤総合車両所から陸送されたが、その最中に電線に接触して電線を切断してしまった。運行開始は3月9日で、松江しんじ湖温泉駅で出発式が行われた。
7000系同様に後藤工業による生産となるが、座席はロングシート・デュアルシートとなりロングシートでは定員123名となる。
システムは7000系同様の0.5Mシステム1両編成。単行運転が基本だが7000系・8000系との併結も可能である。
7000系からの座席以外の変更点は下記の通り。
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最終更新:2025/12/05(金) 23:00
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