作とは以下のことを表す。
漢字として
- 意味
- 創造する、作品、興す、起こる、始める、行う、用いる、という意味がある。〔説文解字〕には「起こすなり」とある。また詐と通じて偽る、詛と通じて呪う、鑿と通じて穿つ、斮と通じて斬る、という意味がある。
- 字形
- 人+乍の会意説、乍を声符とする形声説がある。乍は木の枝をたわめる様子の象形で作の初文。甲骨文では作ではなく乍が使われている。
- 音訓
- 音読みはサク、サ、ソ、訓読みは、つくる、なす。名のりに、あり・とも・なお・なり・ふか、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 作を声符とする漢字に、莋、筰、𧧻などがある。
- 語彙
- 作意・作為・作家・作画・作業・作曲・作劇・作詞・作事・作者・作成・作戦・作品・作風・作文・作法
異体字
- 𢓓は、〔説文解字〕の注や〔集韻〕にある古文。
- 𠆯は、〔字彙補〕にある異体字。晉姜鼎にあるという。
- 𠈨は、〔字彙補〕にある異体字。道経にあるという。
- 𢼎は、〔六書統〕にある異体字。
- 㑅は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
- 胙は、〔説文解字〕の注や〔集韻〕に作の古文とあるが、別の意味をもつ独立した字。
- 做は作の俗字だが、現在では別の字として扱われている。
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最終更新:2024/03/30(土) 00:00
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