俺はジェンダーレスだぜ 男も女も平等に陵辱してやるのよ 単語

オレハジェンダーレスダゼオトコモオンナモビョウドウニリョウジョクシテヤルノヨ

1.4千文字の記事

俺はジェンダーレスだぜ 男も女も平等に陵辱してやるのよとは、猿渡哲也漫画TOUGH 龍を継ぐ男』の登場人物 ニコライの台詞である。

◇この概要の目的は...!?

一族が全勝すれば小倉優希心臓米国最新医療を提供し、一族が一敗でもすれば長岡龍星移植された“ガルシア心臓”を米国に引き渡す、という条件で始まった5対5デスマッチ勝利に終わった。約束通り米国側は"ガルシア心臓"奪取を諦め、優希米国へ移送することになった。だが、“ガルシア心臓”を狙うのは米国だけではなかった。

ガルシア心臓”を狙うロシア武器商人 マフマドベコフは、たちをおびき出すための餌として優希誘拐を画策。配下のニコライに優希拉致するように示するが、ニコライは「拉致した後…殺さなかったら何をやってもいいのか?」と質問。質問の意図を聞き返されると、ニコライは舌なめずりしながら

俺はジェンダーレスだぜ 男も女も平等に陵辱してやるのよ

と答えるのだった。

ジェンダレス”とは「生まれ持った性別に囚われない行動・考え(をしよう)」というものであり、昨今では「(そうすること、そうあることが)正しい」考え方として知られている。だからといって「男女構わず陵辱(凌辱)する」なんて許されるわけないだろというツッコミどころ満載台詞である。
男女区別なく性的対にします」という意味合いで使うとしても、歩譲って「バイセクシャルだぜ」と言った方が自然だろう。もちろんそれでも陵辱なんて許されないが。ニコライが「ジェンダレスを建前に性的暴力を厭わない下衆野郎」だとわかりやすく自己紹介する台詞といえる。猿先生ジェンダレスの意味を勘違いしていたとも考えられる。

このシーン251[1]ラストの大ゴマ、さらに言えば21巻ラストを飾るコマであり非常にインパクトが強い。また「優希陵辱する」という旨の発言であるにもかかわらず、「◇この男の目的は...!?」というアオリ文が書かれていたため「編集は内容をチェックしていない」疑惑の一例としてあげられることがある。

その後もニコライはキー坊

ジェンダレスなんだよね 性差別義者は許さないね

とも語っている。性的暴力しようとしていた男がよくも「性差別義者は許せない」などと語れたものである。

ニコライは他にも、来日した途端「~なのね」口調になったりオリジナル武術“ストランヌイ格闘術”を披露したり、「ねーっ なんなのこ」といった語録などネタに溢れている。

語録としての使い方

○○ジェンダレスだぜ」や「××だぜ」、かなり改変して「○○××だぜ △△するのよ」という形で使われることが多い。
また、ニコライを始め猿渡哲也作品に登場するバイセクシャルキャラクターのことを「ジェンダレス」と呼称することがある。

拷問のような“関連静画”ね

イメージするのね 手の平に関連商品を持っている

この”関連項目”こそが最強だと自負しているね

脚注

  1. *BATTLE.251「悲しい過去
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