全日本ラリー選手権 単語


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ゼンニッポンラリーセンシュケン

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全日本ラリー選手権とは、内格式のラリー競技である。
ニコニコ的には「メロンブックス痛車が出てるラリー」と言うのが一番分かりやすいかもしれない。

概要

歴史

1979年に「全日本ラリードライバー選手権競技」として始まり、現在の名称になったのは翌年の1980年からである。

1998年から2005年までは2輪駆動部門と4輪駆動部門とで駆動方式別の選手権を開催する形をとり、更に各部門内で排気量によるクラスを分けを行い、そのクラス内でのみ順位が付けられていたため、総合順位というものが存在しなかった。そのため複数人の「全日本ラリーチャンピオン」が誕生するという事態になっていた。これに似たような事はF1開催以前の日本グランプリなどにも見られたが、F1世界選手権となったためにその流れが消滅していったロードレースべ、ラリー際化の機会に恵まれなかったためこのように近年までその流れが残る事となっていた。

また、ほとんどがアベレージラリー(チェックポイントルートブックで探しながら走り、定された時刻にチェックポイント通過し、定された時間からチェックポイントを探す所要時間の+or-幅によって減点するオリエンテーリングに近い形式)という日本独自の方式で行われていたためラリーとの親和性に欠けるという点が否めなかった。

そのため、2000年代からじょじょにラリーへの迎合が図られるようになり、2006年から大幅にレギレーションを見直した新ラリー規定が施行され、現在に至っている。

世界的にラリーカー4WD化が進み、ターマックラリーが減少している現在、ターマックラリーが多く、二輪駆動(特にFRMR)の車両が活躍する身近なラリーであり、なおかつ個人での参加も十分に可な点は魅力的であると言えるだろう。そんなモータースポーツファンどころかWRCファンからすらも忘れられてそうな全日本ラリーだけど、みんな忘れないで欲しい。動画だってニコニコYoutubeにけっこう上がってるんだから・・・。

区分
クラス 排気量 車両区分
JN4 3,000cc RN/RJ
JN3 3,000cc以下 1,500cc RN/RJ
JN2 1,500cc以下 1,400ccの2WD RN/RJ/RF
JN1 1,400cc以下 RN/RJ/RF

車両区分の「RN」はFIAJAFの認定を受けた車両、「RJ」はJAFのみに登録してある車両、「RF」はFIAにもJAFにも認定・登録されて車両かつ10年以内に生産された車両ターボには排気量に1.7倍のターボ係数が掛けられる。

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最終更新:2025/12/05(金) 22:00

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