勇者のくせにまないただとは (ユウシャノクセニマナイタダとは) [単語記事]

おっきくったって概要で役立つことなんかないしぃ！

「勇者のくせにまないただ。」とは、PSP向けゲーム『勇者のくせになまいきだ。』をもじった言葉であり、

主に電撃文庫作品「はたらく魔王さま！」（ライトノベル・アニメ）に登場する貧乳勇者、遊佐恵美（エミリア・ユスティーナ、CV：日笠陽子）を指す。

（魔王（真奥貞夫）と話している佐々木千穂のファッションを遠くから観察しながら）

遊佐「素材で初夏の爽やかさを出して、フィット感でボディラインを強調すｒ……っちょちょおっきいわね……」

芦屋「何がだ」

遊佐「な、な、なんでもないわよ！！　おっきくったって戦いで役立つことなんかないしぃ！　小さいほうが鎧の板金とかも安く作れるし！！　動くの邪魔じゃないしぃぃ！！！（必死の形相で体操のポーズをし身軽さをアピール）」

芦屋「何の話だ」

遊佐「何でもないわよぉ……」

アニメ第３話にて佐々木千穂の驚異的な胸囲を見て思わず動揺し、上記のような勇者ならではのつるぺたのメリットを並べてみるが、結局はただの開き直りであり、正真正銘の貧乳勇者である。

普段から気取って強気な勇者エミリアが素に戻った瞬間であり彼女の心の叫びなのだが、その叫びあはあまりに痛烈である。寧ろ中の人の素の叫びなのではないか。ただの日笠。

というか、そもそも公式設定で巨乳な勇者ってあんまりいないよね。た、確かに動きやすいもんね……

余談だが、この言葉は、元ネタの『勇者のくせになまいきだ。』に合わせれば、「勇者のくせにまないただ。」と句点（。）が必要なはずだが、最初に立てられたタグに句点がなかったのか（要証言）、「勇者のくせにまないただ」と句点無しでもよく用いられる。その名残として現在この記事名には句点がない。タグ検索時にも注意。