北上盆地(きたかみぼんち)とは、岩手県西部に位置する盆地である。
長さは180km(東京駅~静岡駅を超えたあたりと同じ)の縦長な北上川沿いにある盆地。正確には北は岩手郡岩手町の西岳山麓より南は一関市狐禅寺峡谷までの盆地。奥羽山脈と北上高地に挟まれている。
海沿いがリアス海岸で平野のない岩手県は住める場所が少なく、数少ない平地の北上盆地は県庁所在地の盛岡市をはじめとし、花巻市、北上市、奥州市、一関市などが位置し県の人口の半分を大きく超える人が住んでいる。
また農地も広く流域の農業生産額は県の50%以上を占め、穀倉地帯である。また、奥州市前沢の前沢牛をはじめ畜産もやっている。
岩手県だけでなく、東北の大動脈の鉄道、道路も盆地を縦断し、そこから分かれて日本海側や太平洋側に向かう鉄道、道路も多い。空港は花巻空港が盆地の中部に位置している。
国道107号は大船渡市~北上市~横手市~由利本荘市で通っていて、東北を一本で横断している。
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最終更新:2025/12/19(金) 20:00
最終更新:2025/12/19(金) 19:00
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