北大阪急行 単語

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北大阪急行とは、準大手私鉄である。略称は「北急」。正式社名は「北大阪急行電鉄株式会社」。

概要

千里ニュータウン日本万博博覧会(大阪万博)の輸送のために阪急電鉄大阪府などが出資した第3セクター会社。1967年12月11日設立。1970年2月24日開業。実質的には、阪急阪神ホールディングスの1つである。北大阪急行という名前が示すように車両などに阪急の色が強い。

大な建設費を大阪万博の旅客輸送だけで償還してしまったため、2017年3月まで初乗り運賃日本最安の90円であった。全区間乗ってもわずか120円という安さであったが、利用客の大半は地下鉄に乗り継ぐため割高感を感じるという意見もある。しかし、安全輸送の確保のため2017年4月より初乗り運賃100円、2区・3区(通し)運賃も10円ずつ値上げとなった。更に、消費税増税の2019年10月より2区運賃が更に10円値上げの130円となり現在に至る。それでもなお、初乗り運賃若桜鉄道岡山電気軌道と並んで現在日本最安である。

現在千里中央駅箕面萱野駅(仮称:新)間の延伸計画に伴い工事が行われてる。箕面萱野の建設予定地は大ショッピングモールみのおキューズモール」の近接地(元は同モール駐車場用地)となっており、交通網はバスのみだったこの地域の利便性が高まると思われる。開業は2020年度を予定していたが、用地買収や地中埋蔵物撤去などのにより、2024年3月23日に延伸開業した。なお箕面萱野駅延伸後は千里中央駅着の便は設定がくなっている(千里中央駅発は始発で残る)。延伸区間は割増運賃なので運賃が安いというイメージは薄くなったが、それでも交通アクセスは良くなった。

桃山台駅付近の車両基地は一見の価値あり。

路線一覧

路線名 区間 備考
南北線 江坂駅千里中央駅 大阪市高速電気軌道御堂筋線に直通運転
南北線延伸線 箕面萱野駅千里中央駅 2024年3月開業
南北線と一体的に運行する。
東西線(会場線) (分岐点)~千里中央駅(仮設)
〜万博中央口
大阪市営地下鉄(当時)御堂筋線に直通運転
1970年大阪万博開催時のみ営業

車両一覧

現役

この他、大阪市高速電気軌道車両(新20系30000系)も乗り入れて運用されている。なお北大阪急行の車両は、通常時はいわゆる小運転(新大阪駅天王寺駅)には入らず、大運転(千里中央駅なかもず駅)のみで使用されていたのだが、箕面萱野延伸により大運転のみだと車両使用料の帳が合わなくなったのか合わせて行われたダイヤ改正で平日のみ小運転の運用にも入っている。

引退

関連動画

関連項目

準大手私鉄一覧
新京成電鉄-山陽電鉄-泉北高速鉄道-北大阪急行-神戸高速鉄道
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