北海道エアシステム(株式会社北海道エアシステム、Hokkaido Air System)とは、日本の航空会社のひとつである。
日本航空(元々は旧・日本エアシステム)の子会社(北海道なども出資する第3セクター)である。当初は親会社と異なり世界的な航空連合「ワンワールド(oneworld)」に加盟していなかったが、2020年10月25日に同じJALの子会社である日本エアコミューターとともに加盟した。
通称HAC(ハック)。
北海道エアシステム Hokkaido Air System |
|
ICAOコード | -- |
IATAコード | NTH |
コールサイン | NORTH AIR |
アライアンス | ワンワールド |
保有機材数 | 3機 (2018/4現在) |
ハブ空港 | 札幌/丘珠 |
就航地 | 6都市 |
1998年3月に運航を開始。北海道内のコミューター路線を運航するため、旧・日本エアシステム(JAS)と北海道などが出資する第三セクターとして設立。
「HAC」という略称から「北海道エアコミューター」と誤解されがちではあるのだが、既に旧・JASでは当時「北海道エアサービス」という会社が、HASという略称であった。
HASと重複を避けるためHACとなった経緯がある。なお、HACは「Hokkaido Air System Co., Ltd」の略。
北海道内発着路線(新千歳空港・札幌丘珠空港発着)を中心に運航していたが、2010年の日本航空経営破たんに伴い、JALはHACの持ち株のほとんどを手放し北海道や地元財界企業にHAC株式を売却、HACは2011年3月からJALグループから切り離されることとなる。経営破たんをきっかけにHACはJALから見捨てられる事態に。。。
2011年6月には新千歳空港から撤退し、札幌発着便は札幌丘珠空港発着に集約された。JALグループ離脱に伴い、HACは新しいロゴマークとなり、塗装も緑色ベースのものへ変更となった。
2011年9月には予約発券業務をJALへの委託が打ち切られ、自社で行うことになった。この時点では、JALマイレージバンクのマイルは積算対象であった。
2013年7月にはJALとコードシェアを行うこととなった。JALのマイルはJAL便名で予約する場合のみ対象となる。
ところが、JALの業績が回復したことから、HACの再度の子会社化が図られることとなり、2014年10月にはJALが北海道や地元財界企業に売却していたHAC株式を買い戻し、再びHACを子会社化した。HACをJALは見捨てていなかった。
2016年にはロゴマーク・塗装などがJALグループに準じたものに変更。同年10月には日本航空便名での運航へ切り替わる。予約発券業務は再びJALにおいて行うことになる。
機材はSAAB340型機3機のみで予備機はない。そのため、機材整備があるときは欠航が発生していた。
2015年11月からは機材整備時は、同じくJALグループの日本エアコミューターから機材を借り入れることとなり、機材整備時の欠航は解消されるようになった。
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最終更新:2024/12/22(日) 17:00
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