半生命体ゾラ

半生命体ゾラとは、ゲーム『カービィのエアライダー』の登場キャラクターである。

概要

2025年10月に配信された『カービィのエアライダーDirect 2』にて『ロードトリップ』というモードと共に存在が明らかになったキャラクター。同モード内でそのストーリーが語られる。宇宙からポップスターに飛来して辺境の地に墜落、意思を持った存在であるが動くことができず、気の遠くなるような時間を過ごしてきた。本作のディレクターでゾラの桜井政博ソラの桜井政博曰く、「彼の願いを中心にして運命が動き出す」とのこと。

以下、本モードのネタバレ記載あり（クリックorタップで展開してもこうかいしませんね？）

ポップスターの辺境に墜落後、誰にも出会うことのないまま長い時を過ごし、ゾラは「世界を自由に走り回りたい」という願いを持つようになった。その願いはプププランドの夢の泉であふれ出し、やがて衛星軌道上にいた大彗星ギャラクティック・ノヴァに届く。「世界を自由に走り回りたい」という願いがノヴァ体内のマシン生産工場にてエアライドマシンとして具現化、ポップスターへ大量に飛来する。エアライドマシンはライダーが意思を込めることで動き出し、ポップスター全体に普及していった。

しかし、ギャラクティック・ノヴァには別の思惑があった。ポップスターの生命を根絶やしにするため、ゾラをコアにした巨大破壊兵器「ギガンテス」を建造。動力として必要な「ライダーの意思が込められたエアライドマシン」を呼び寄せるための信号を発した。信号を受信したエアライドマシンはライダーを乗せてギガンテスに向かって走り出す。『ロードトリップモード』の終着点はギガンテスであり、ライダーたちはそうとは知らずに旅立ったというわけである。

一方、ゾラはコアを奪われる寸前に意思の一部が逃げ出し、とあるライダーを基にした姿「ノワールデデデ」として具現化に成功。ギガンテスが動き出すのを防ぐため、ライダーたちの前に立ちはだかり続けた。黒幕の目的を阻止するために人知れず動いていたわけである。

結末は全てのエアライドマシンを入手したかどうかで変わる。未入手のマシンがある状態ではライダーがギガンテスの破壊に成功、コアを失ったノワールデデデは消滅し、ギャラクティック・ノヴァは軌道を変えてポップスターから離れてエンディングとなる。

全てのエアライドマシンを入手していると、手持ちのマシンがすべてギガンテスに取り込まれハイパーギガンテスとして起動する。ライダーの対抗手段が潰えたかと思われたが、ノワールデデデが伝説のエアライドマシンであるドラグーンとハイドラを召喚、プレイヤーのライダーと共に乗りハイパーギガンテスに挑む。この時ノワールデデデはとどめとしてドラグーンとハイドラをまとめて合体させたような姿のマシンで特攻している。

ハイパーギガンテス破壊後、ライダーは突如現れた生物のようなエアライドマシン『レオ』に乗り込み、すべての元凶であるギャラクティック・ノヴァを破壊するために飛び立つ。ノヴァを破壊後、コアに戻り新たなボディを形成したゾラは再び宇宙へ飛び立ち、物語は終わる。

ロードトリップを完全クリアするとノワールデデデがライダーとして参戦、さらにクリアチェッカーを140個以上埋めた状態でクリアするとレオのマシンパーツがシティトライアルに出現するようになる。

関連動画

関連項目

• 星のカービィシリーズ
  • カービィのエアライダー
• 星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧