伝説のエアライドマシンとは (デンセツノエアライドマシンとは) [単語記事]

伝説のエアライドマシンとは、ニンテンドーゲームキューブ専用ソフト「カービィのエアライド」および続編であるNintendo Switch 2専用ソフト「カービィのエアライダー」に登場する、パーツを集めることで完成、搭乗する特殊なエアライドマシンを総称した呼び方、および曲名である。

概要

「カービィのエアライド」ではゲームモードの一つ「シティトライアル」に登場するエアライドマシン「ハイドラ」「ドラグーン」を指す。

この二台のエアライドマシンはシティトライアルでの試合中に条件を満たすことで乗れる。条件はシティ内にある赤いコンテナに入っている三つのパーツを探して、三つのパーツを揃える事で乗ることができるようになる。しかし一つのコンテナに一パーツで、必ずパーツが入っているとは限らない（赤いコンテナは通常コピーパネルが入っている）。基本一試合中に「ハイドラ」もしくは「ドラグーン」のどちらかのパーツのみが出現するが、ごくまれに一試合中に二台とものパーツが出現することもある。逆にパーツが一切出現しない場合（試合）もあるので注意。

また「シティトライアル」のとあるクリアチェッカーを埋めれば「ドライブ」モードでパーツを集めることなく気軽に伝説のエアライドマシンに乗ることができる。

続編である「カービィのエアライダー」では…
↓ここから下はカービィのエアライダーのネタバレになります。

「ハイドラ」「ドラグーン」以外にさらに「ギガンテス」「レオ」の2台が追加された。
「ギガンテス」は1人用モード「ロードトリップ」の通常ルートをクリアすることで「シティトライアル」にパーツが出現するようになる。
「レオ」は「ロードトリップ」の真ルートをクリア＆「クリアチェッカー」を140項目以上埋めることで「シティトライアル」にパーツが出現するようになる。

「シティトライアル」では前作同様赤いコンテナからパーツが出る他、戦艦ハルバードの甲板に完成状態で乗っていたり、たまに遠方に3つのパーツが全て揃った浮島が出現する場合がある。
また、野生の伝説のエアライドマシンが出現するイベントがあり、破壊すればパーツがもらえる他、瀕死にしてマシン乗っ取りを仕掛ければそのまま搭乗可能。

各伝説のエアライドマシンの紹介

ハイドラ

本体画像

ハイドラパーツX、Y、Zを完成させることで乗ることが出来る。ボディカラーは緑色。チャージをゲージの4分の3以上まで溜めないと動かないが、耐久力・攻撃力・防御力が非常に高い。最高速も高く、スター型であるため滑空にも優れる。その攻撃力は他プレイヤーどころかダイナブレイドや巨岩を一撃で崩せるほど。友達のマシン破壊は友情崩壊に繋がるのでほどほどに。

外部出演としてニンテンドーDS専用ソフト「星のカービィウルトラスーパーデラックス」の「洞窟大作戦」でのお宝の一つとして登場した。ちなみにねうちは121300Gである。

ドラグーン

本体画像

ドラグーンパーツA、B、Cを完成させることで乗ることが出来る。飛行能力及び滑空能力に非常に長けている。地上においても平均を大きく上回る優秀な加速、最高速を持つ。揚力が強力なため、地上での旋回性能はやや低い。このマシンを発動するとシティ上空は夕暮れの色になる。

外部出演としてWii専用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズX」ではアイテムの一つとして登場。カービィのエアライドと同じく、三つのパーツを集めることで完成。狙いを定めたところに突進攻撃を行う。その破壊力はまさに一撃必殺だが当てるのは難しい。またアドベンチャーモード「亜空の使者」でも他のキャラクターとの連携で亜空軍の巨大兵器「亜空砲戦艦」を体当たりで破壊するという活躍を見せた。

↓ここから下はカービィのエアライダーのネタバレになります。

ギガンテス

「ロードトリップ」の通常ルートラスボスでもある巨大機動兵器。
3つのパーツを揃えて完成させるのは他の伝説のエアライドマシンと同様だが、非常に特殊な仕様で

とにかくデカい。シティトライアルの舞台「スカイア」に建っているビルよりデカく、普通に走るだけでスカイアのビル街は瞬く間に更地になる。なお完成時に近くにいるともれなく踏み潰される。
一応エアライドマシン扱いなためか、よく見るとライダーはブリッジ部分に搭乗している。
降車や乗り換え、アイテム取得、スペシャル技ができなくなり、ステータスも固定化される。
カタログスペック上最高速度45km/hだが、超重量のため加速は壊滅的。しかしチャージダッシュは強力で、この巨体が約100km/hまで急加速し突っ込んでくる。
プッシュでロックオンした相手を追尾するマルチミサイルを発射。クイックスピン及びチャージダッシュは圧倒的質量の暴力となって周囲の敵を蹂躙する。
試合中に完成した場合、スタジアムはギガンテスを完成させたプレイヤー VS残り全員の「VS ギガンテス」に固定される。参加人数が9人以上でもスタジアムの分割は行われず、最大16人が一堂に会する大決戦となる。ギガンテス側は2分間生存か、他プレイヤーを画面右上の指定された回数(参加人数で変動、最大で合計20回)撃破することで勝利。他プレイヤーはギガンテスの赤い弱点部(履帯4か所、後方エンジン、ブリッジ、前面中央コア)を攻撃して破壊しギガンテスを破壊すれば勝利(与ダメージで順位決定)となる。

と、もはやこれをエアライドマシンと呼んでいいのかも怪しい代物である。

レオ

「ロードトリップ」の真ルートで黒幕の元へ向かうために乗るカービィお馴染み決戦用乗機、というか乗騎。

名前通り獅子型のマシンで青い炎を纏っている。マシンというよりもはや生物に見える。同じ炎系の中ボスであるバーニングレオを彷彿とさせる。

四足歩行の見た目に違わず、バイクなどの陸上型と同じく非常に高い陸上走破性能を持つ他、走った軌跡に一定距離青い炎の軌跡を残して攻撃が可能。またクイックスピンでジャンプし、走行中近づいた敵を爪で自動攻撃するなど、「カービィのエアライダー」で新規追加された「チャリオット」「ホップスター」「ヴァンパイアスター」等の新規エアライドマシンの性能や、一部の自動攻撃や後方攻撃ライダーを纏めたような性能をしている。なお、地上走行型なので滞空性能は不得手。更に、炎の見た目にたがわず「水に接触するとスリップダメージを受ける」というユニークなデメリットを持つ。