国立極地研究所とは (コクリツキョクチケンキュウジョとは) [単語記事]

国立極地研究所とは、極域(北極圏・南極圏)観測研究を行う大学共同利用機関である。

概要

1973年 9月29日日本の極域観測研究を担う機関として設立。それ以前は統括的に極地観測を行う組織がなく、観測が途切れたり、資料が散逸するなどしていた。

南極昭和基地を運営する組織という認識が一般的ではないだろうか。

極地研究所の活動に協力したい！場合には寄付も募っている。大口寄付の返礼品には氷山の氷も含まれる。
→極域科学振興募金の概要

2023年 9月23日極地研探検2023に先立ち、ニコニコサイエンスチャンネルにて昭和基地ライブカメラ配信が開始。新たなる定点放送として定点民の憩いの場となり始めている。詳細は下記関連番組の項目を参照。

1957年第一次南極観測隊が魔改造宗谷にて到達した、東オングル島に開設。
海に囲まれた島であることから標高は低く、南極大陸内陸より温暖。(温暖の程度はお察しください)

昭和基地より内陸に1000kmほど離れ、標高も3810mと高くこれによっても寒冷な気候の土地に所在。
標高のうち3000mほどは雪が降り積もり固まった氷床の高さとなっている。

映画"南極料理人"の舞台であるが、現在は通年滞在はされておらず、施設の埋没化も進んでいる。