学校の幽霊

もしかしたら、複数の作品に同名のキャラクターが存在するかもしれないが
ここではラジオドラマ『いおりんラジオ』に登場するキャラクターについて記述する。

概要

ＣＶ：えい

第三話に登場。
本名不詳。

ある雨の日、補習で居残りさせられた杉浦伊織理・植原路華の前に現れ、二人を異空間へと閉じ込める。

悪霊らしくゲーム感覚で相手を死に追いやる残虐性を持つ反面、想定外の事態が起こった際には生前の年齢相応の狼狽を見せる。幽霊のくせに、どこで覚えたのか「チート」といったｲﾏﾄﾞｷの単語を知っていたりする。

なぜ彼女は悪霊になったのか

彼女自身も、生前は普通の女学生だった。

補習から帰ろうとした彼女は、濡れた階段で足を滑らせて転落、そのまま死亡。当時の校長らは、校内で生徒が死亡した事による風評被害や責任問題を恐れ、秘密裏に校舎裏の桜の木の下に死体を埋葬した。

死亡後の一連の対応、そして何より死因となった『濡れた階段』に作為的なものを感じた彼女は悪霊となり、6年ごとに神隠しを起こして生徒や教師を闇に葬り続ける事になる。

磯島輝美との因縁

磯島が同校の学生だった12年前、彼女による神隠しに遭遇し、級友や担任教師らの命を引き換えにして唯一生還した過去を持つ。

この一件について彼自身から多くを語られる事はないが、彼の心に大きな傷を残したであろう事は想像に難しくない。

幽霊も『唯一の脱出者』として磯島の事を覚えており、教師として再び現れた彼を「坊や」と呼んで挑発している。

余談

声を担当する『えい』は、ニコニコ動画では『転少女』名義で『歌ってみた』を中心に活動している。
（同一人物である事は自身のマイリストに明記されている）

名義が異なるのは、「出会った場所がニコニコではなかった」からとのこと。
そのため、「階段で転がっ…転んでポックリ逝った」設定は名前に掛けたものではなく、全くの偶然。

ちなみに、第四話プロローグに校内放送を行う女生徒役でゲスト出演している。
（エンディングに「えい＠転少女」とクレジットされている）

関連動画

関連項目

• いおりんラジオ
• 転少女