快速「大江山」号とは、京都丹後鉄道が宮福線で運行する、快速列車の愛称名である。
2008年3月のダイヤ改正から、無名の快速列車に愛称名を与えたのが初めてで、以前は上り4本下り3本合計7本の3.5往復を朝と夜に運行していた。
2025年3月時点では上下7本ずつが福知山駅~宮津駅間で運行されている。
基本的な停車駅は
宮津駅-宮村駅-大江山口内宮駅-大江駅-牧駅-荒河かしの木台駅-福知山市民病院口駅-福知山駅
で、802Dが該当する(福知山市民病院口駅は812Dのみ通過)。
これらに共通する事は、基本的に行き違い設備がある駅に停車していることにある。
さて、この法則を覚えて頂いた上で、本数が少なかった2017年時点では下記の3本の停車駅が特徴的であった(赤字が追加となる停車駅)。
福知山駅→福知山市民病院口駅→荒河かしの木台駅→牧駅→大江駅→大江高校前駅→大江山口内宮駅→宮村駅→宮津駅
この列車は、通勤通学の利便をはかる為、福知山市民病院口駅と大江高校前駅が追加されている。
さらに特筆する事は、この列車の使用車両が特急形気動車KTR8000形「丹後の海」タンゴディスカバリー(検査時は、KTR001形タンゴエクスプローラー)である点である。
さらにこの列車のルーツを辿ると183系特急「はしだて」4号の、もっと辿ると特急「文殊」2号の送込み列車、快速803M列車まで遡れるのだ。
京都丹後鉄道、それ以前は、北近畿タンゴ鉄道にとっては、伝統ある快速列車のダイヤなのである。
宮津駅→宮村駅→辛皮駅→大江山口内宮駅→大江高校前駅→大江駅→公庄駅→下天津駅→牧駅→荒河かしの木台駅→福知山市民病院口駅→福知山駅
見れば分かる通り、通過駅が喜多駅と二俣駅しかない、それに何故か辛皮駅に停車する。
どうしてこうなった。
これは元々普通列車を2013年3月のダイヤ改正で快速「大江山」に格上げされることで、辛皮駅を通過する予定となったが、この駅から利用する学生さんの利便を損なわないために、停車駅として追加した。
またこの列車の使用車両は、JRの113系と115系で、京都丹後鉄道唯一の電車による快速列車の運用になっている。
なおこれまでは2号だったが、2016年3月26日の改正から4号になった。
なお2017年3月4日のダイヤ改正から、辛皮駅は通過することになった。(理由は上述の通り、利用する学生さんが全員卒業するためで、停車する理由が無くなったためである。)
福知山駅→福知山市民病院口駅→荒河かしの木台駅→牧駅→下天津駅→公庄駅→大江駅→大江山口内宮駅→宮村駅→宮津駅
この列車は、宮福線の最終列車になるため、大江駅まで各駅に停車する。
因みに下りの宮福線普通列車の最終列車は、福知山駅21:06発の125Dとなる
2025年3月時点では前述の通り7往復が運行されており、以前と異なり昼間にも運行されている。また、福知山行きに限り朝に無名快速が1本設定されている。
基本的に気動車運用であるが、福知山行きの1本(808M)のみJRの113系電車で運行されている。
なお、宮津行きは朝の1本を除いた6本が福知山駅~大江駅間各駅停車。福知山行きは4本が大江駅~福知山駅間各駅停車であり、電車運行の808Mも含まれる。
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最終更新:2025/12/10(水) 20:00
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