1937年(昭和12年)、京都市と伏見市に続いて、京都府で3番目に市制を施行し発足した。このとき既に伏見市は京都市に取り込まれる形で消滅していたため、福知山市を京都府で2番目の市と見る向きもある。
中丹地方に含まれる、由良川流域にひらけた福知山盆地にある都市。
近畿地方北部の中心都市の一つで、長田野町には国内有数の規模を誇る内陸工業団地・長田野工業団地が所在する。
由良川をはじめ多くの清らかな川が流れ、その水を利用し、米や伝統野菜の京野菜などが栽培されている。
畜産においては京都府の中心を担っており、特にニワトリの卵の生産が盛ん。
また、マツタケがよく採れる。
工業では医薬品などの化学工業や鉄鋼業、電気機械工業が発達している。
さまざまな古墳や副葬品が出土するなど、古代から集落があったが、明智光秀が1579年ごろに福知山城を築いてから城下町として栄え大幅に発展した。 光秀は、主君である織田信長に対しクーデターを起こした裏切り者として描かれることが多いが、福知山においては、しょっちゅう氾濫して水害を引き起こす由良川の流れを改善したり[1]、疲弊していた庶民への税を免除するなど、民衆に寄り添った行動をとったため、統治した期間はわずか3年であったが、人々に今でも名君として記憶されている。 福知山市の市章が明智家の家紋である「桔梗」を採用していることからもその一端が窺えるだろう。そもそも福知山という地名自体、丹波平定後の明智光秀が命名したものである。「福知山」の由来についてはいくつかの説があるが、どれも説得力がなく、ハッキリとはしていない。
福知山城は、廃藩置県後に廃城となり、1873年(明治6年)には廃城令によって解体され、建物は払下げとなり二の丸の台地は埋め立てられるなどしたが、まちのシンボルを欲していた市民が一丸となって再建運動を起こし、昭和の時代に甦った。復元された天守閣は郷土資料館となっている。
鬼を町おこしの題材に選択し話題となった。市内には3つの鬼にまつわる伝説が残っており、「日本の鬼の交流博物館」や「鬼のモニュメント」、「鬼嶽稲荷神社」など、鬼にまつわる観光スポットが多い。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 20:00
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。