本栖湖とは山梨県南都留郡富士河口湖町と南巨摩郡身延町にある湖沼である。
富士山麓にある富士五湖の一つで一番水深がある。西湖、精進湖とは地下で水脈が繋がっているとされる。
湖畔の東岸が富士河口湖町、西岸が身延町であるが、湖上は市町村境界が未確定である。富士河口湖町に吸収される前の上九一色村が「湖上はすべて上九一色村である」と主張したが山梨県および身延町に相手にされず、合併後の富士河口湖町は境界線について主張は行っていない。
現行1000円紙幣と旧5000円紙幣に描かれている富士山はこの湖の西岸から撮影された写真が元になっているという。
湖水は日本軽金属本栖発電所(身延町瀬戸)に導水され蒲原製造所のアルミニウム精錬時の電力として利用されている。出力は12,300kw。この発電所を開設するさい、西湖の湖水を利用する東京電力西湖発電所とややこしいことになった。西湖とは地下水脈で繋がっている可能性が指摘されていたからである。
2001年に福岡県柳川市に移転するまで、競艇選手(ボートレーサー)の養成所があった。跡地は宗教施設になっている。
テレビアニメ「ゆるキャン△」第1話において、西側湖畔にある浩庵キャンプ場が各務原なでしこと志摩リンの出会いの地として登場したことから、ゆるキャン△の聖地としても有名。
ニジマス、ヒメマス、ワカサギ、鯉、オイカワ、ウナギなど。釣りもできるようなので本栖湖漁業共同組合に問い合わせを。
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最終更新:2025/12/19(金) 09:00
最終更新:2025/12/19(金) 08:00
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