李鍾範 単語

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イジョンボム

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李鍾範(イ・ジョンボム)とは、韓国プロ野球日本プロ野球で活躍した元プロ野球選手外野手)である。

概要

1970年生まれ。韓国州(クワンジュ)広域出身。

韓国ではヘテ・タイガース(現・起亜タイガース)の黄金時代を築いた中の一人の選手として有名で、中日を去ったあとも起亜タイガースで活躍した。

1993年にヘテ・タイガースに入団。内野手として1年からいきなり全試合出場を果たし、外野のレギュラーとして韓国で活躍。1994年には打率.393(499-196)というハイアベレージを達成。200本安打に迫る勢いを見せた。盗塁も84個と、大量に決めている。中日入団前の韓国プロ野球盗塁王3回、MVP首位打者に1回いている。また、外野の守備も魅力的で、中日入団前までに4回の韓国ゴールデングラブ賞を受賞している。長打力もあり、1997年には30本塁打を放っている。

1998年中日ドラゴンズに入団。中日時代の登録名は『リー・ジョンボム』。韓国素晴らしい成績を挙げていることから、『韓国イチロー』と呼ばれた。ユニフォームの『J.LEE』から『J.リー』という称も付いた。ちなみに、中日時代の最初は内野手を任されていたが、失策が多かった。その後、俊足を買われ、外野手に転向。6月阪神川尻哲郎から死球を受けて骨折、長期離脱し、出場試合は67試合で終了。しかし、その間に10本塁打を放つ。中日優勝した年の1999年は打撃不振に陥りながらも、星野仙一から1番打者として起用され続け、最終的には123試合起用された。打率は.238に終わったが、24個の盗塁記録している。2000年も1番打者としてレギュラーを取っていたが、2001年に強力な外野完成(福留孝介井上一樹らが守っていた)したため、レギュラー落ちしてしまい、シーズン途中で退団。起亜に復帰する。

起亜に復帰後、2003年に再び韓国プロ野球盗塁王を獲得している。また、ゴールデングラブ賞も2回更に獲得。2009年、起亜が暗を脱し、優勝した際には生え抜き選手として、胴上げされた。2010年には日韓通算で2000本安打を達成した。

2012年の開幕直前に現役引退を表明。起亜での背番号7は永久欠番となった。

2013年からハンファ・イーグルスで走塁コーチに就任、2014年まで務めた。その後は解説者を務めたのち、2019年LGツインズコーチ

2020年は研修コーチという肩書きで19年ぶりに中日に復帰。二軍コーチ研修を受け、9月に帰した。

2021年からはLGツインズコーチに復帰する。

通算成績

通算:20年 試合 打席 打数 安打 本塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率 出塁率
KBO(16年) 1706 6784 6060 1797 194 730 510 95 42 634 90 622 .297 .372
NPB(4年) 311 1252 1095 286 27 99 53 29 5 102 21 169 .261 .334

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